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株式投資入門の基礎知識 目から鱗の投資術14ヵ条

1.相場の世界に格言が多い理由

株式投資は運が大事

投資には必ず勝ち負けが存在しています。
株式投資をする全ての人は、勝つこと(儲けること)を目的として市場へ参入してきます。

しかし同じ勝負事でも、テニスなどのスポーツに格言はあまりありませんが、相場にはたくさんの格言があります。 

テニスや株を始めるにあたって、経験や実力はとても大切です。
ひたすら練習して知恵を働かせて向上心を持ってやる意味では、やはりたくさんの経験を積んだ者の方が断然有利になるはずです。

どんなに運の良い人でも、ラケットを持つのが始めてという初心者が、経験豊富なテニスプレーヤーと対戦すれば、ほとんど勝ち目のないことはある程度想像できることだと思います。

1セットどころか1ゲームすら取ることができないかもしれません。
しかし、株の場合は全くの初心者でも、経験豊富な投資家と対戦した(儲けの額や運用率などを競った)場合、勝つことも十分に起こりえるのです。

全くの初心者が、テニスでは勝つことがほぼ不可能なのに対し、相場では勝つことが可能だということは、実力以外の要素があることを証明しているようなものです。

欲がない者が相場の世界で生き残れる

ギャンブルや株の世界ではビギナーズラックというものがあります。
これは初心者だから勝てるという意味のものではなく、

「欲がないから勝てる」

のです。

天井売らず底買わず
人の行く裏に道あり花あり
頭と尻尾はくれてやれ
卵は一つのかごに盛るな
「もう」はまだなり、「まだ」はもうなり
などといった格言がたくさんあります。

格言のほとんどが売買のテクニック的なことではなく、メンタル的な要素を意味するものがとても多いです。
それだけ、投資に関しては「運」の影響が大きいということです。

しかし、ほとんどの投資家は、その格言の真の意味を知らずして、株式投資をしているのが現状です。
「資産運用」という文字には、しっかりと、資(お金)を産む為には運を用いるとご親切に意味が書かれています。

先にあげた相場の格言に「天井売らず底買わず」というのがありました。
底値で買って高値で売るという、欲張ったことは考えるなという意味が込められています。

相場の格言には、人間の「欲」に触れている部分がとても多いです。
テニスに例えるなら、「相手のサーブは打ち返すな」といったところでしょうか。

どうして、そんなに矛盾しているようなことを、格言として伝えようとしているのでしょうか?
やはり、その格言に込められているのは、お金の流れ(金運)を引き寄せる為には、「メンタル的なことが大事ですよ」というものだと思います。

しかし、実際には相場に参入している投資家のほとんどが、「儲けたい!」という欲の皮の突っ張った人がとても多いです。

2.株式投資で真の豊かさを手に入れるには?

 本当のお金持ちは朝から晩まで働かない

株式手数料の自由化以降、インターネットやブロードバンドの普及も手伝い、短期売買の投資家が非常に増えてきました。

ここで、ちょっとだけお金持ちの生活をイメージしてみて下さい。
そのイメージには、朝から晩まであくせく汗を流して働いている姿は想像できないのではないでしょうか。
お金持ちになればなるほど労働から解放され、逆に貧乏になればなるほど朝から晩まで労働に従事しなければならないのがこの世の常かもしれません。

本当に豊かなお金持ちっていうのは、お金と時間の両方を自由に使うことのできる人を言うのではないでしょうか。

どんなにお金持ちになったとしても、そのお金を使う“自由な時間”がなければ、何の為にお金を稼いでいるのかわかりません。

短期売買と長期売買のどちらが儲かるのか?
といった議論をするつもりは全くありません。
どちらが豊かな投資家でいられるのか?
ということの方が大事なことだと思います。

仮に短期投資家のAさんと長期投資家のBさんがいたとします。
Aさんは毎日、午前9時から午後3:00までパソコンとにらめっこしながら、年間で300万円儲けたとします。
一方のBさんは1年に数回の取引だけで、年間300万儲けたとします。

Aさんの場合は時間に拘束された労働によって収入を得ています。
仮に半年程、海外へ旅行に行った場合、収入は大きく減ることになります。
また、ケガや病気などで長期の入院になった場合も、収入は大きく減ってしまいます。
仮に入院中のベッドで頑張って売買をして儲けたとしても、はたから見ると少し悲壮な感じがするかもしれません。

Bさんの場合は、1年に数回の取引ですから、長期間海外旅行しようが、長期で入院しようがほとんど影響はありません。
せっかくお金があっても、長期間遊んだりすることができなかったり、常に病気やケガの心配をしなければならないのは、お金持ちのイメージとは程遠いものがあります。

お金持ちに共通していること

お金持ちに共通しているのは、「最小限の労力で最大限の効果を得る」ことだと思います。
これは投資にもピッタリ当てはまることだと思います。
短期売買が劣っていて、長期売買が優れているというものではありません。

豊かさを手に入れるには、実体(業績など)のあるものに投資することがとても大切です。
実体のないものに投資すれば、それはいずれ泡(バブル)となって消えていく事は、歴史が証明してくれています。
それでは何故、多くの人が実体のないものに投資したがるのでしょうか?

答えは簡単です。

手っ取り早くお金を儲けたいからです。
作物が実る(利益を手にする)までには、種を植えてからある程度の時間を要するのが自然の摂理です。

3.成長性の見込める企業に投資する

数年先を予測して株を買う

実際に株を買う場合に大事なことは、割安株に投資することです。
ウォーレン・バフェット氏も割安株に投資することで巨万の富を築いてきました。

しかしながら割安株といっても、成長性という要素を加味しなければ意味がありません。
仮にAという銘柄の今期の一株利益が100円あったとします。
株価が1000円であれば、PER(株価収益率)は10倍となり、割安だと判断することができます。

しかし成長性がほとんど見込めない企業であれば、5年後の一株利益も100円にとどまることでしょう。
5年後のPERも10倍で推移したのなら、株価は1000円のまま変わらずです。

一方、Bという銘柄の今期の一株利益が100円あったとします。
株価が2000円であれば、PERが20倍となり、Aの銘柄よりもかなり割高になってしまいます。
しかし、成長性が年率50%程度見込めるような高成長企業の場合、果たして5年後には一株利益がいくらになっているのでしょうか?

1年後、100円×1.5倍=150円

2年後、150円×1.5倍=225円

3年後、225円×1.5倍=337円

4年後、337円×1.5倍=506円

5年後、506円×1.5倍=759円

仮に一株利益が100円の時にPER20倍の2000円で買ったとしても、5年後の一株利益は759円となり、PERはわずか2.6倍となります。

現時点でのPERが30倍、50倍と割高だったとしても、それを補うだけの成長性があれば、逆に割安と判断することができます。

ヤフーは割安株ではないが・・・

ちなみにヤフー(4689)の2006年3月期の一株利益予想は1523円となっています。
株価は12万2000円(当時)となっていますので、PERは約80倍となります。

仮に現時点でのPERが80倍だったとしても、一概に割高だとはいえません。
5年後、10年後もある程度の高成長が見込まれるのであれば、割安であると判断できるかもしれません。

なので、ヤフーのように数年先まで成長性が見込める企業の場合は、常に割高に買われるのです。(株価を決定付ける要因はPERだけではなく、その他の多くの要素があります。)
相場というのは、現時点ではなく、常に数年先を見据えて動いているので、割安性プラス成長性を考えて投資しなくてはなりません。

4.「リスク」には、色んな顔がある

リスクを受け入れてリターンを狙う

常にリスクと隣り合わせなのが、株式投資です。
大きなリターンを得られる可能性がある代償として、「リスク」は存在しています。

「リターン」「リスク」

相反する二つの現象があります。
市場に参加する投資家は、常に「リターン」を求め、「リスク」を嫌います。
これが世間一般的な考え方です。

自然の摂理に照らし合わせると、それはまるで、夜(マイナス)を拒み、昼(プラス)しか受け入れない考え方です。
本当の意味で投資で成功するには、「リスク」を受け入れ、なおかつ「リターン」を求めることが大事です。

車でいえば、アクセル(プラス)だけではなく、必ずブレーキ(マイナス)を備えなさいということになります。

例えば、山登りをする時に、「休みなく、頂上まで歩き続ける!」ことを続けたらどうなるでしょうか?きっと、途中で体は悲鳴をあげ、目的は達成されないかもしれません。

やはり、途中で適度に休み(マイナス)を入れることによって、体のバランスは機能が保たれ、最後まで登り続けることができるのだと思います。

株式投資の場合も全く同じで、「リスク」を嫌うのではなく、「リスク」を適度に取り入れていくのです。
そうすることによって、永い間相場で勝ち続けることができます。
株式投資の場合は、短距離走ではなく、ある意味マラソンと似ています。
短期間で大きく儲けることよりも、儲けを持続させることの方がとても大事です。

あなたならどの銘柄を売る?

また、「リスク(損失)」には、いろんな顔があります。

A銘柄.+20万

B銘柄.+20万

C銘柄.+20万

D銘柄.+20万

E銘柄.-20万

という具合に、5銘柄を保有して、そのうち一つを処分したいと思った場合、A~Dのうちの銘柄を一つ処分して、利益を捻出することが多いかもしれません。

しかし、A~Eというのは、あくまでも一種のグループ的な意味合いがあります。
例えば、数人のグループの中に一人だけでも、性格が悪かったり、とても意地悪な人がいたりすると、グループ全体の雰囲気は悪くなります。

一人嫌な人(マイナス)がいるだけで、周りの人もマイナスの気分になる事が多いです。
なので、20万円損失が出ているEの銘柄を、早めに売却して他の銘柄(A~D)への影響を避けるのが賢明です。

株式投資も、人間関係と同じです。

5.「知識」なくして、成功はあり得ない

株をギャンブルだと思う人は、限られた資金で投資をするのが賢明

株式投資に対して、一種のマネーゲームというイメージを持っている人は多いかもしれません。
株を安く買い、そして高くなった所で売って、儲ける。
これを短期間、または短時間で繰り返すのが、デイトレーダーと言われる人達です。

株式投資というのは、そこに参加する人達の心によって、いろいろ姿を変えていきます。
株をギャンブルとして捉えている人は、大事なお金を相場に注ぎ込むことはしない方がいいでしょう。
また、ギャンブルと割り切って投資しているのであれば、限られた資金で投資するのが賢明です。

サラリーマンというのは、 “社長”の為に「汗水流して働き」給料をもらいます。
社長というのは、“株主”の為に「知恵を出して」給料をもらいます。(中小規模の会社の場合は、株主=社長というケースがほとんどです。)

株主というのは、“自分”の為に社員と社長に働いてもらい、見返り(株価の上昇・配当)をもらいます。
株主というのは、汗水流して働く必要もなく、知恵を出す必要もありません。

しかし、株主が優位な立場でいられるのは、「資金」があるからこそです。
「資金」があるからこそ、汗や知恵を出さなくてもいいのです。
しかし、その「資金」を生かす為には、「知識」は絶対必要になってきます。

投資で資産を増やしたいのであれば、「テクニカル」よりも「ファンダメンタルズ」重視

「知識」とは、投資する会社の株価が安いのか高いのかを判断できることです。
もちろん、現在の価値だけではなく、将来性も加味した上で、会社の価値を判断しなければなりません。
一度身につけた「知識」は宝となります。

しかし、

短期売買を行う際のテクニカル的な要素というのは、残念ながら「知識」とは言いません。

それは、あくまでも「知識」を生かすための、補助的なものにしか過ぎないからです。
会社の中身を精査する知識は、とても大切です。

もし、本当に株式投資で資産を増やしたいのなら、「テクニカル」よりも「ファンダメンタルズ」を勉強するべきです。
これは、3年、10年と経過していくうちに、必ず決定的な差となって現れます。

人が感情(恐怖や不安や欲など)に流されて売買してしまうのも、知識の欠如が大きなウェートを占めています。
「資金」「知識」それと、「運」があれば、必ず投資で成功することができることでしょう。

6.シンプルな投資で、巨万の富を築いた謎を解く!

投資で大事なのは、損をしないこと

ウォーレン・バフェット氏は、幼少の頃からビジネスに興味を持ち、6歳頃には、既にコーラを売り始めてお金を稼いでいました。
小さい頃から巨万の富になる片鱗を見せていたと言えます。
バフェット氏の投資法は、極めてシンプルです。

株を安くなった所で買い、そのまま保有し続けるというものです。
グロース株(IT株のような成長性の高い銘柄)には、ほとんど興味がないようで、バリュー株(本来の企業価値から見て割安な銘柄)が中心です。

シンプル過ぎる投資なのに、何故巨万の富が?

と思われる方も多いでしょう。

もちろん、「運」という目に見えない力も作用していますが、もう一つとても大事なことがあります。
それは、「損をしない投資」・・・これに尽きます。
「儲ける投資」と、「損をしない投資」にはどんな違いがあるのでしょうか?

巨万の富を築いた、秘密のカラクリとは?

知られざる“カラクリ”をお教えしましょう。
Aさんは、IT株のような成長性が高く大化けが期待できる株が大好きです。
Bさんは、割安に放置された株を堅実に持っているのが好きです。

Aさんのグロース株、資産運用は

 1年目 +80%

 2年目 -50%

 3年目 +50%

 4年目 -40%

 単純にトータルすると、80+(-50)+50+(-40)=+40になります。

Bさんのバリュー株 資産運用は

 1年目 +10%

 2年目 +10%

 3年目 +10%

 4年目 +10%

 単純にトータルすると、10+10+10+10=+40になります。

AさんとBさんの、年毎の収益率を単純に合計すると、どちらも「+40%」になります。
しかし、株式投資というのは、1年ごとに複利で資産を運用しますので・・・。
仮にAさんとBさんが100万円を運用したとします。

Aさんの資産の増減は

 1年目 +80% 180万円

 2年目 -50%  90万円

 3年目 +50% 135万円

 4年目 -40%  81万円

 100万円が81万円になりますので、-19%の運用結果になってしまいます。

一方のBさんの資産の増減は

 1年目 +10% 110万円

 2年目 +10% 121万円

 3年目 +10% 133万円

 4年目 +10% 146万円

 100万円が146万円になりますので、+46%の運用結果になります。

 Aさんは「-19%」、Bさんは「+46%」
数字のトリックではありません、これが投資の世界の現実なんです。

7.リターンを狙いつつ、リスクを排除する

甘い罠(急騰銘柄)には気をつけろ!

多少のリスクはあったとしても、やはり人間ですから、短期間で2倍、3倍になるような銘柄に投資をしたくなるものです。
ハラハラ、ドキドキして、まるでゲームをしているような感覚を楽しみたい気持はわかります。

Aさんのように、仮に2年目が-50%になるリスクがあったとしても、やはり資産が80%増える可能性のある急騰銘柄はとても魅力的です。

一方のBさんの投資は、あまりにもつまらないものかもしれません。
負けこそないものの、大勝もないのですから、ゲームとしての魅力はほとんどありません。

一般の個人投資家の多くは、急騰する銘柄(プラス)に目を奪われがちになります。

誰だって、大儲けしたいという気持ちはあります。Aさんのように、甘い罠にはまって、いつの間にか大切な資産が減っているというケースはたくさんあります。

投資で勝つにはリスク排除が大切

しかし、ウォーレン・バフェット氏やBさんは、リターンに目を奪われるのではなく、きちんとリスクに目を向けています。
だからこそ、バフェット氏は、いつのまにか巨額の富を手に入れることができたのです。
株式投資について書かれている本には、たいがい損切りの大切さが説かれています。

しかし、その損切りの大切さを、数字によって明確な結果として確認することができなければ、いつまで経っても、急騰銘柄ばかりに目を奪われることになります。

AさんとBさんのあきらかな収益の結果が、明確に理解できれば、仕手株などに手を出すことはなくなるでしょう。
リスク(マイナス)を抑えなければならないので、いつも低位に放置されている面白味のない銘柄に投資をしろ、ということではありません。

あくまでも最大限のリターンを狙いつつ、そしてリスクを極力排除するのがウォーレン・バフェット氏の投資の極意です。
だからこそ、株価が安くなるまで待つことかできるのです。
ウォーレン・バフェット氏は、世界で3番目のお金持ちであるにも関わらず、株式投資をしている人以外には、あまり名前は知られていません。

それもそのはずです。
コンスタントに毎年、勝ち続けてはいるものの、大勝があるわけではないので、目立たないからです。
人にも、表と裏の顔があるように、投資にもリターンの裏にリスクという顔があります。
人の裏の顔がわかれば、その人の本性がわかります。
リターンという表の顔の裏にあるリスクを理解する事ができれば、株式投資の真実がわかるようになります。

8.巨額の資産は、複利効果によってもたらされる

バフェット氏の実際の運用は、毎年10%のパフォーマンスだったわけではありません。
常に、市場の株価上昇率を20%以上も上回る成績を残しています。
仮に200万を年率30%で運用すると
10年で2750万
20年で3億8000万
30年で52億
40年で720億
50年で1兆円
という計算になります。

バフェット氏は10代の頃から既に投資を始めていたので、今現在の資産が6兆円あるというのは、全く不思議なことではないのです。
バフェット氏のように何十年も大きなパフォーマンスを出し続けることは無理としても、毎年20%の運用であれば、それほど不可能な話でもありません。
10年で1200万
20年で7600万
30年で4億7000万
40年で29億
50年で180億円

30歳の人であれば、30年後の60歳には4億の資産を作り出すことができます。
40歳の人であっても、20年後の60歳に、7600万円の資産を作り出すことができます。
老後の蓄えとしては、4億もあれば十分かと思います。

昼間仕事をしながら、資産を増やす方法に株式投資はピッタリです。
バフェット氏のように、損をしない投資ができるようになれば、豊かな老後を楽しめるはずです。
目先の利益を追うことのないバフェットの投資は、最大限に運を活用していることになります。

何故なら、運を引き寄せるには、目先のプラスに惑わされないことが大事だからです。

9.株は安くなった時に買い、高くなっても売らない?

成功の秘訣は株を買ったことを忘れること

ウォーレン・バフェット氏は、株で成功する“一番の理由”を聞かれて、

「株を買ったことを忘れることだね」

と言っています。
一番大事な成功の秘訣を教えているにも関わらず、誰一人として、この言葉に注目している人はいないようです。
目の前に大きなダイヤモンドがあるにも関わらず、それがダイヤである事に気がつかないのと全く同じことです。

せっかくいいアドバイスをしたとしても、それを聞く側の心に精神的なゆとりがなければ、目の前の宝物には一生気がつくことはないでしょう。

バフェット氏が言う「株を買ったことを忘れることだね」というのは、人間というのはどうしても、感情に流され、感情に溺れてしまう生き物だということを悟っているからです。

冷静な判断で売買するか、それとも感情のおもむくままに売買するかでは、全く異なった結果となります。

感情という魔物に支配されたら負け

Aさんは、成長しそうな銘柄を長期投資のつもりで買ったとします。
バフェット氏のように10年先、20年先を読めるほどの能力はないので、業績が悪化したら売るつもりでいました。
ところが、買ってから間もなく、株価は2倍、3倍、5倍に急騰したとします。

果たして、あなたは冷静でいられるでしょうか?
毎日株価を見てはニヤけたり、嬉しさのあまり株を売ったりしてしまうかもしれません。
「今売ったら、いくらの儲けになるのか?」と計算してしまう人もいるかもしれません。
毎日の生活が夢のような気分にもなるかもしれません。
この時点であなたはもう、感情という魔物に心が支配されていることになります。

「業績が悪化したから売る」のではなく、「大きな利益が出るから売る」という選択をすることになります。
バフェット氏は「安くなった時に株を買いなさい」と言っていますが、

「高くなった時に株を売りなさい」とは、一言も言っていません。

株価が急騰した時点で売れば、周りから見ると大成功と思われるかもしれません。
しかし、急騰した時点で売ってしまえば、あなたは「お金に支配」されていることになります。
「お金に支配」されてしまうと、あとは「欲と不安」という感情に翻弄され続けてしまうことになってしまいます。

ある程度のベテラン投資家やプロの機関投資家でさえ、「高値で売るな」という教えには、大きな疑問を抱くことでしょう。
しかし、これが6兆円の資産を築いた、ウォーレン・バフェット氏の凄さなのです。

10.利益に心躍らされたら負け

急騰銘柄に目がいってしまうと

持ち株が急騰すれば、売却して利益を手にし、勝利の美酒を味わいたいものです。
しかし、株式投資というのは、そこで勝負が終わるわけではありません。
次のスタート(銘柄購入)が待ち受けています。
気持ちを新たにして、2匹目のドジョウを狙うことでしょう。

1回目が上手くいけば、2回目も上手くいくだろうと、つい甘い期待を抱いてしまいがちになります。

株式投資には、目に見えない運が強く影響を与えています。

人間が持つ、「欲と不安」という感情には、際限がありません。
一度、勝利の美酒を味わってしまうと、必ずもう一度体験してみたくなるのが人間というものです。

急騰した株を売却して、手にした利益に心躍れば、次回からは「急騰しそうな銘柄」に目が向くようになります。
「リスクを排除」するという、もう一つの大事な要素が守られなくなってくる可能性が非常に高くなってきます。

人間の視点というのは、一方向にブレやすくなっています。
一方向にブレるというのは、人間の感情が持つ一つの習性でもあります。
そして「リターン」ばかりに捉われ、「リスク」に目が行き届かなくなります。
「リターン」に意識が集中してしまうと、「安くなるまで待つ」といった我慢ができなくなってきます。

負け組投資家に仲間入りにならない為に

このパターンにはまってしまうと、負け組投資家の仲間入りをするのは時間の問題となります。
「目先の利益」を手にするのではなく、「勝ち続ける」ことの方がはるかに大事だからです。

「リスク」から目が遠ざかる最大の要因は、「リターン(利益)」に心躍らされるからです。
「業績が悪化したら売る」という最初の信念が、状況の変化(株価が急騰)という都合の良い解釈によって、いつの間にか変えられてしまっているのです。

持ち株の急騰というのは、「お金に対する欲」そのものです。
ということは、仮に持ち株が急落するという場面に遭遇した場合、「お金に対する欲」がある限り、「お金を失うことへの不安」という感情が心を支配することになります。

その結果、相場が不安心理に包まれた時、安値で持ち株を手放してしまうという、最悪のパターンを作り出してしまうことになります。
持ち株を手放した途端、その株が急に値上がりするという経験をしている人はたくさんいることでしょう。

11.儲けや勝率が良くても、あまり意味はない

株式投資は目標を持たない方がいい?

株式投資をする場合、最初は明確な目標を決めてやるのがいいのでしょうか?それとも、目標に縛られることなく、自由に投資した方がいいのでしょうか?
目標を持って投資をする人でも、その中身は実に様々です。

毎年、ある一定の金額(例えば100万円)を目標にする人もいます。
毎年、ある一定の勝率(例えば10銘柄購入のうち、8銘柄以上利益確定する)を目標にする人もいます。
毎年、ある一定の利回り(例えば100万投資して、毎年20%の収益を得る)を目標にする人もいます。

毎年いくら儲けるとか、毎年勝率を何割にするとか、ということを目標にするのはあまり適切なことではありません。
例えば、毎年100万円儲けるという目標を持った人は、必ず実現益を出し続けなければなりません。
利益を出すということばかりに意識が向かってしまうと、含み損のある銘柄はどうしても、塩漬けになってしまう可能性が高くなります。

1年目 100万円の利益

2年目 150万円の利益

3年目 120万円の利益

という結果であれば、年間100万円の利益目標は3年連続で達成されたことになります。

しかし、

1年目 100万円の利益 50万円の含み損

2年目 150万円の利益 150万円の含み損

3年目 120万円の利益 300万円の含み損

という具合に持ち株の含み損がある場合、それらも計算しなければ、1年トータルでの実際の収益率はうやむやになってしまいます。
また、勝率を競って株式投資をするのも、あまり意味をなさないものです。

損切りできなくなる危険性

勝率ばかり気にしていると、ちょっとの利が乗っただけで売却することになってしまいます。
その反対に、損きりがなかなかできなくなるといった副作用も出て、大きな含み損を抱える可能性もあります。
また、年間20%、30%という一定の収益率を目標にして、投資をするのもあまり良いものではありません。

何故なら、株式相場というのは、数年単位で大きなうねりを繰り返しながら動いているからです。
1年で大きく上げる年もあれば、何年も下げ続けるようなこともあります。
それでは、一体何を目標にすれば、良いのでしょうか?

12.パフォーマンスの目標は、固定ではなく変動

目標を固定ではなく変動にする理由とは?

自分の投資レベルを客観的に判断する基準があるということは、とても大事なことです。
投資資金がどれだけ増えたのかという、運用率に着目するといいです。

しかし、その目標は毎年一定の運用率ではなく、“変動的”でなくてはなりません。
毎年のパフォーマンス(投資成果)の目標が、固定的ではなく変動的なのは、一見不適切のように思われるかもしれません。
しかし、目標を固定化してしまうと、自身の投資レベルが全く見えてこなくなります。

例えばAさんは、毎年15%の運用を目標にしたとします。
2004年 平均株価は+ 7.6% Aさんは+15%
2005年 平均株価は+40.2% Aさんは+15%
Aさんは、2年連続で自身の目標を達成できたので、大変満足しています。

しかし、本当にそうでしょうか?
100万円を平均株価の上昇率で運用した場合、
100万×1.076=107.6万
107.6万×1.402=150万

一方のAさんは、
100万×1.15=115万
115万×1.15=132万
となります。

Aさんのパフォーマンスは市場平均を下回っていることになります。
Aさんは、今のまま投資方法を変えずに、満足げに自分の投資方法に自信を持って良いものなのでしょうか?

答えは「NO」です。

何故なら、市場平均の指数を上回るパフォーマンスを残せないのなら、個別に株を買っている意味がないからです。

市場平均を上回るように投資成果を上げる

市場平均を下回るのであれば、いっそうのこと指数(平均株価やTOPIXなど)を丸ごと買ってしまった方が、無駄な労力を使うことはありません。

Aさんが、銘柄選びなどに費やした時間や労力は、全くの無駄になってしまいます。
もしAさんが、「もっと投資成果を高めなければならない」と気づくことができたのなら、今まで費やした労力が無駄になることはありません。

2004年
平均株価は+7.6% Aさんは+7.6%+20=27.6%

2005年
平均株価は+40.2% Aさんは+40.2%+20=60.2%(+20という目標は目安ですので、個人の投資レベルによって+5~+30程度に変化させても良いでしょう)

上記のような投資成果を残すことができなければ、投資方法を変えるか、銘柄選びを練り直すか、もしくは金運を良くするかなどして、常に投資内容を向上させる必要があります。

13.パフォーマンスの目標は、固定ではなく変動Part2

好きな銘柄を買えるのが、株式投資の魅力

現在、東証第1部には、約2000弱の銘柄が上場しています。
東証第2部や大証、ジャスダックなども含めると、その数は3400以上にものぼります。
(2016年11月現在)

個人投資家というのは、数多く上場されている銘柄の中から、好きなものを選ぶことができます。
業績の悪い会社は買わない、という選択肢も与えられていますし、業績の良い会社だけを買う、という選択肢も与えられています。

例えば、
1.業績が絶好調な会社

2.業績が絶好調な会社

3.業績が絶好調な会社

4.業績が前年と変わらない会社

5.業績が前年と変わらない会社

6.業績が前年と変わらない会社

7.業績が前年よりも悪い会社

8.業績が前年よりも悪い会社

9.業績が赤字の会社

10.業績が赤字の会社

個人投資家の場合は、上記の10社全てを買う必要はありません。
絶好調な会社3社だけを選んで買うこともできます。
業績の悪い会社や赤字の会社をあえて買う必要もないのですから、市場平均のパフォーマンスを上回って当たり前なのです。

資金を減らしても慌てる必要はない

平均株価やTOPIX(東証株価指数)というのは、赤字の会社や業績の悪い会社も全て含まれているのです。
毎年、15%の運用率を目指しているAさんは、ある年に-5%の運用率となり、資金を減らしてしまうことになりました。

しかし、その年の平均株価が仮に1万0000円から、8000円まで下落した場合、-20%の下落率となります。
Aさんは投資資金が前年よりも減少してしまったので、ショックを受け投資方法を変えようかと思いました。
Aさんは本当に投資方法を変えなければならないのでしょうか?

答えは「NO」です。

何故なら、平均株価は年間で20%も下落しているのに、Aさんはわずか5%の下落なのですから、

運用率がマイナスになったとしても大健闘なのです。

しかも、平均株価よりも年間のパフォーマンスが15ポイントも上回っています。
軟調な相場展開の時に、無理して年間15%の運用を目指すとなると、仕手株や急騰株などについ手を出してしまいがちになります。

また、損を取り戻す為に、信用取引やカラ売り、商品先物などに手を出してしまうかもしれません。
投資ではなく、ギャンブル性が強くなってくると、結局は期待した運用率は得ることができなくなってしまいます。

14.相場が動かなくても、資産は10年で6倍に増える

今年はいくら儲かったのか?
他人はいくら儲かったのか?
勝率はどうだったのか?
といった目標はあまり意味をなさないことだと言いました。

株式投資は、他人に勝つのが目的でもなければ、儲けた金額を競うものでもありません。
あくまでも、自身との戦いになります。
その戦いの目安が平均株価やTOPIX(東証株価指数)になります。

仮に10年後も、株価が今のままで推移したとします。
そして、自分のパフォーマンス(投資成果)が、指数に対して年間20ポイント上回った場合、200万円を投資したら、10年後にはいったいいくらになるのでしょうか?

(平均株価)

 1年後 1万5000円 200万×1.2=240万

 2年後 1万5000円 240万×1.2=288万

 3年後 1万5000円 288万×1.2=345万

 4年後 1万5000円 345万×1.2=414万

 5年後 1万5000円 414万×1.2=497万

 6年後 1万5000円 497万×1.2=597万

 7年後 1万5000円 597万×1.2=716万

 8年後 1万5000円 716万×1.2=859万

 9年後 1万5000円 859万×1.2=1030万

10年後 1万5000円 1030万×1.2=1230万

元金は、10年で6倍の1200万円にもなります。

仮に平均株価が、毎年10%下落するという最悪のケースを考えた場合、1万5000円の平均株価が、10年後には約3分の1の5200円にまで暴落することになります。

しかし、指数を20ポイント上回るパフォーマンスを常に残すことができるのであれば、仮に平均株価が毎年10%下落したとしても、自己の投資資金は毎年10%(-10+20=+10)ほど増えることになります。

10年後の平均株価が5000円台にまで暴落したとしても、投資資金は約2.6倍にまで増えることになります。(もっと詳しく知りたい人は、『低迷相場でも3年で1千万円儲ける、急騰好業績銘柄の見つけ方』(あっぷる出版)をご覧になって下さい。)

A銘柄が2倍になったとか、100万円儲かったという短期的な目標(欲)に惑わされるのではなく、もっと大局的な視点で物事を捉えることが大事です。

最後までお読み頂き、有難うございます。

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