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劇的に人生を変える、運が悪い人の為の応援ブログ

お金持ちの思考 マイケルの物語・ホームレス編1

「ゼロの法則」や「運の世界」がストーリー形式で簡単に理解できるようになっています。

メッセージ

あなたの成功を邪魔するものは、この世の中に何一つない。
もしあるとすれば、それはあなた自身であろう。

運を味方につけることができれば、成功・お金・自由などあなたの欲しい物は全て手に入れることができるであろう。
意識的に運を発生させる方法、思考を現実化させる方法、潜在意識の活用法、プラス思考・マイナス思考の正しい知識、直感の活用法など、あたなの知らない世界が繰り広げられます。
二人のホームレスが未知なる思考を駆使してお金持ちを目指す物語です。

 

あなたの生活は今、どん底かもしれない。
ひょっとしたら自分の人生はもう、変えられないと思っているかもしれない。
そんな考えは、もう捨てていい。

あなたは人の何倍も苦労してきたかもしれない。
そんなあなただから、これからは人の何倍も幸せになってもらいたい。
お金や夢や幸福を手に入れてもらいたい。
あなたが歩んできた今までの人生は寄り道ばかりだったかもしれない。
目の前に苦難があると右にそれ、他人に怒られては左にそれて。
これからは何があっても目の前にある道を選びましょう!
あなたの望んでいるものがそこにあるのだから・・・。
過去はもう、振り返らなくていい。
あなたには素晴らしい「今」があるのだから。
・・・
あなたの未来に乾杯!

1.人生は自分の思い通りにはいかない?

食堂の主人-『コラッー!待て~!誰か捕まえてくれ~、食い逃げだ~!』

食い逃げ犯-『痛い!!フライパンで殴るなよ!なんてぇ店だ。』

食堂の主人-『お前こそ、なんてぇ野郎だ、浮浪者のくせして。このヤロー!金払えよ!』

食い逃げ犯- 『ないよ。あいにく小銭は持ち歩かない主義でね。』

食堂の主人-『なんだと~!生意気な野郎だな!警察に突き出してやる、こっちへ来い!』

バランス-『どうかしたんですか?』

食堂の主人-『こいつが食い逃げしたんですよ。しかも店で一番上等な物を食いやがった。』

バランス-『まあ、許してやって下さいよ。不景気な世の中だから、きっと食べる物にも困っているんでしょう。私が勘定、払いますから。』

食堂の主人-『そんなことをしたって、こいつの為になんかならないですよ。・・・まあ、あなたがお金を払ってくれるのなら私はそれでいいですけどね。』

バランス- 『じゃあこれで足りるでしょ。お釣りはいいですから。』

食堂の主人- 『そうですか~。じゃあ遠慮なく。』

バランス- 『大丈夫ですか?怪我をしているみたいですけど・・・。』

食い逃げ犯- 『余計なお世話だよ!あんたに・・・・・!!』

バランス-『マ、マイケルじゃないか!どうしたっていうんだよ!何でマイケルが食い逃げなんて・・・。』

食い逃げ犯-『マイケル?きっと人違いですよ。こんな汚い恰好しているのにあなたの知り合いであるはずがないでしょ。』

バランス-『マイケルだろ!見ればすぐわかるさ!マイケル、・・・何があったんだね?』

食い逃げ犯- 『本当に人違いですよ。それじゃあ。』

バランス- 『あっ、待って!暖かいコーヒーでも飲もうよ。』

食い逃げ犯- 『見ず知らずの人にどうしてそんなに優しくするんですか?』

バランス-『君によく似ている人を知っているから、なんだかほっとけないんだよ。とりあえず中に入ろう。外じゃ寒くって凍え死にしそうだよ。』

食い逃げ犯 『こんな汚い恰好じゃどこも入れてくれないよ。』

バランス-『じゃあ私のコートを貸してあげるから、これを着て入りなよ。さあ、早く入ろう!』

食い逃げ犯- 『いや、いいですよ!帰ります、じゃあ!』

バランス- 『待って!妹のキャサリンが心配してるよ。』

食い逃げ犯- 『えっ!キャサリンが・・・。』

バランス- 『ほら~やっぱり、マイケルじゃないか!』

食い逃げ犯-『あっ、いや・・・(あ~バランスさんだけにはこんな恰好、見られたくなかったな)』

バランス-『何か、わけがあったんだね。ここじゃなんだから、コーヒーを飲んで暖まろう。』

食い逃げ犯- 『・・・。』

   ★  ★  ★  ★  ★

バランス-『びっくりしたよ、マイケル。てっきり今頃は優雅な生活をしていると思っていたのに・・・。きっと何か事情があったのだろう。よかったら話を聞かせてくれないか。』

マイケル-『まさか食い逃げしているところを見つかるなんて・・・しかもバランスさんに・・・。俺のこと軽蔑しているでしょ。』

バランス-『軽蔑だなんてとんでもない!マイケルはマイケルだよ。それより何か力になるよ。』

マイケル-『バランスさんありがとう。でも今のままでいいんです。今のままじゃいけないですか?』

バランス-『今のままじゃいけないですか?って言われたら、答えようがないけどね。でも今の状態で満足しているわけじゃないだろう?以前のマイケルは、いつも何かを求めていたじゃないか!それにお金持ちになるって張り切っていたじゃないか。』

マイケル-『そういえばそんな時もありましたね。でも、もう遅いですよ。今はもう、上に這い上がろうとする気力もないし。働かなくたって、こうやって生活していられるんだし・・・、まあ食い逃げとかはよっぽどのことがないとやりませんけどね。でもねバランスさん、何もなくてもそれで幸せってこともあるんじゃないですか?何かを得たことによって逆に不幸せになることだってあると思う・・・。だから今のままでいいんです。』

バランス-『フライパンで殴られるのが幸せだって言うのかい?食い逃げして追いかけられるのが幸せだって言うのかい?家族に心配かけて幸せだって言うのかい?マイケルは嘘をついているよ。もし本当に今が幸せなら、私を避けたりはしないはずだよ。』

マイケル-『でも何かをやらなきゃっ!という気持ちにはなれないんです。人間、下り坂を転げ落ちるのはあっという間ですね。やっぱり人生は自分の思い通りにはいかないですよ、バランスさん。』

バランス-『マイケルは運を発生させることができるじゃないか!人生を好転させる方法を知っているじゃないか!それなにのどうして・・・、どうしてこんなことに・・・。』

マイケル-『もちろん最初は上手くいってましたよ。何事も信じられないくらい順調にね。その時はほんと、バランスさんのおかげだと思いましたよ。でも、いい事って長くは続かないみたいですね。一度得た物が自分の元から次から次へと離れていくと、自分ではもう、どうすることもできなかった。プラス思考をしようと懸命に頑張ったけど、いつしか緊張の糸がプツリと切れてしまった・・・。』

バランス-『でもね、マイケルが今の状態でいるのは偶然じゃないと思うよ。マイケルが本当に求めているものを見つける為には、どうしても今の状態が必要なんだと思うよ。』

マイケル-『えっ!こんな状況でもプラス思考しろって言うんですか?しかも今自分が置かれているこの環境も全て偶然ではない?ははは、そんなバカな!勇気づけてくれるのは嬉しいけど・・・、一度失った物を取り戻すことはできないし。』

バランス- 『何を失ったのかな?』

マイケル-『今日は遅いから、今度にしましょうよ。またここの喫茶店で会いましょう。』

バランス- 『わかったよ。必ず来てくれるね、必ずだよ。』

マイケル- 『来ますよ、じゃあさようなら!』

2.パラダイスの扉を探しに出かけよう

バランス-『やあ、来てくれたんだね!暖かいコーヒーでも飲もうか。』

マイケル-『あ、はい。それとずうずうしいんだけど、チャーハンもいいですか?』

バランス-『ああ、いいとも。何も遠慮することはないよ、マイケルらしくていいじゃないか。じゃ、ちょっとトイレに行ってくるから、その間に注文しておいてくれるかな。』

マイケル-『わかりました。(久しぶりにまともなご飯が食べれるな~、嬉しいな~。チャーハンごときで幸せになれるなんて、俺もずいぶんと落ちちゃったな~。)』

バランス-『注文はしといてくれたかな?』

マイケル-『・・・!ど、どうしたんですか?その恰好は!!』

バランス-『トイレで着替えてきたんだ。似合わない?』

マイケル-『似合うとか似合わないとか、そういうことを聞いているんじゃないですよ!どうしてバランスさんがそんな浮浪者みたいな恰好してるんですか?』

バランス-『どうしてって、言われてもね・・・。マイケルとお友達になりたいからだよ。』

マイケル-『だからってそんな汚い恰好しなくたっていいじゃないですか!』

バランス-『実はね今日から、マイケルの所に泊めてもらおうと思ってるんだ。』

マイケル-『何をおかしなこと言ってるんですか!俺はホームレスですよ。家がないんですよ!外で毛布にくるまって寝てるんですよ。それにバランスさんは、あんなでっかい家に住んでいるのに、な~んで好きこのんで外で寝なきゃらないんですか!理解に苦しみますよ!』

バランス-『マイケルこそ、親の所に帰れば、暖かい部屋の中で寝れるじゃないか?私もマイケルが何を考えているのか、さ~っぱりわからないよ。』

ウェイトレス-『お待たせいたしました。コーヒーとチャーハン、それにケーキがお二つですね。』

バランス-『ウェイトレスさん、ケーキは頼んでないよ。』

マイケル-『あっ、俺が頼みました。バランスさんも食べますよね。』

バランス-『え~!!ケーキも頼んじゃったのかい!』

マイケル-『ケーキがどうかしたんですか?』

バランス-『いや、なんでもないよ。』

マイケル-『どうしたんですか?今日のバランスさんはいつもと全然違いますよ。それに俺の所で寝るなんて、そんなバカな冗談はやめてくださいよね。』

バランス-『それが冗談じゃないんだよ。家も車もぜ~んぶ売ってしまったんだ。それにお金もぜ~んぶ寄付してしまったんだよ。』

マイケル-『嘘でしょ!なんでそんなバカなことを!』

バランス-『マイケルとゲームがしたくてね。二人ともゼロから出発して、どちらが先にお金持ちになれるか競争しようじゃないか!どうだい面白そうだろ。』

マイケル-『何でそんなバカなことを!他人にお金を寄付するくらいだったら、俺に少し分けてくれればいいのに!あ~、もったいないな~!それにこんな何もない状態から、お金持ちになれるわけがないじゃないですか!きっと何十年もかかっちゃいますよ。無理な事はやめましょうよ、バランスさん。俺はこうしてケーキが食べられれば、今は幸せです。』

バランス-『じゃあ、毎日ケーキが食べられるように頑張ろうじゃないか!毎日ケーキが食べられるって考えただけで、ワクワクしてこないかい?』

マイケル-『バランスさん、俺は子供じゃないんですよ。今時の小学生だってケーキが食べられるくらいで、喜んだりしないですよ。』

バランス-『この喫茶店に入った時、マイケルは何を思った?』

マイケル-『何を思ったって言われても。』

バランス-『暖かいって思わなかったかい?』

マイケル-『そりゃあ外はめちゃくちゃ寒いから、ここに入った時は暖かくて、もう天国って感じでしたよ。もうここから動きたくないですね。』

バランス-『その天国はマイケルだけに与えられた特権だよ。普通の人がこの喫茶店に入っても、暖かいとは感じるかもしれないけど、天国とまでは思わないだろう。それは身にしみる寒さを体験してないからだよ。』

マイケル-『はぁ・・・。』

バランス-『マイケルが何故、こんな状態になったかは私にはわからない。でも最近のマイケルは苦労や辛さを人の何倍も味わっているはずだね。そう、マイケルはパラダイスへの入り口に来たことになるのさ。ここの喫茶店の扉を開けた時に、天国を味わっただろう。それは身に沁みる寒さを体験したからこそ味わうことができたんじゃないか。今マイケルが辛い思いをしているのは、これから先、天国を味わう為のシチュエーションに過ぎないんだよ。この世の中には苦労している人がたくさんいるよね。でも私から言わせれば、悩みや苦労を抱え込んで辛い思いをしている人達はとてもラッキーなんだよ。何故だかわかるかい?天国の扉を開けるためのカギをもらったことになるんだよ。後は扉を見つけだしてカギを差し込むだけでいいのさ。簡単だろう?これから二人でパラダイスの扉を探しに出かけようじゃないか!』

マイケル-『じゃあ俺が今、この喫茶店で味わっている天国をこれからの人生でも、全く同じように味わうことができるんですね。なんだかよくわからないけど、面白そうだからバランスさんに付き合いますよ。でも~、その扉を見つけられないから、皆苦労してるんじゃないですか。』

ウェイトレス-『あの~、そろそろ閉店の時間になりますので・・・。』

バランス-『マイケル700円あるかな?』

マイケル-『俺が持ってるわけないでしょう。何でそんなこと聞くんですか?』

バランス-『実はね、お金が足りないんだよ。今日は1000円しか持ってこなかったんだよ。コーヒーだけだったら1000円もあれば足りると思ったからね。』

マイケル-『え~!!冗談はやめてくださいよ~!!な~んでバランスさんが1000円しか持ってないんですか?じゃあ俺はこの店で人質になって待ってますから、早くお金を取りに行ってきて下さいよ。それでさっき、俺がケーキを頼んだ時に、びっくりしてたんですね。』

バランス-『本当に家は売ってしまったんだよ。だから私の全財産は今持っている1000円だけなんだ。』

マイケル-『ど、どうするんですか!!じゃあ逃げましょうよ、早く!』

バランス-『いや私は逃げないぞ!運を発生させるチャンスじゃないか!』

マイケル-『何をバカなこと言ってるんですか!ここのマスターは空手を習ってるんですよ!運なんか後で発生させればいいじゃないですか!』

バランス-『マイケルこそ、何を言ってるんだ!運をもらうチャンスじゃないか!あ~もったいない、もったいない。』

マイケル-『も~、知りませんからね!!』

3.怒られたら笑顔で対応しよう

マスター-『おい、ブルース!いつまで皿洗いしてるんだよ、早くこっちに来て掃除をしてくれよ!』

バランス-『あの~、ブルースじゃなくてバランスっていう名前なんですけど・・・。』

マスター-『バランス?変な名前だな。名前なんかあったってなくたって同じだろう。どうせリストラにでもされて、仕事先がないんだろう。家を売って女房にも愛想をつかれて、そしてここにたどり着いたってわけか・・・。お前なんか何処に行っても、雇ってもらえないんだぞ。それを俺がお情けで使ってやってるんだ。ありがたいと思えよ、コロンブス。』

バランス-『あの~、コロンブスじゃなくてバランスといいます。』

マスター-『名前なんかどうでもいいよ!早く皿洗いを終わらして、掃除もしてくれなきゃ困るぞ!全く使いものにならない奴だな。感謝しろよ、俺みたいな優しい人はそうそういるもんじゃないんだからな!』

バランス-『ありがとうございます。本当に感謝しています。皿洗いも早く終わらせますので・・・。』

マスター-『頼んだぞ!仕事はいくらでもあるんだからな!』

・・・・・

マイケル-『バランスさん。あんな事言われて、何で怒らないの?』

バランス-『怒るも何も、当たっているんだからしかたがないだろう。』

マイケル-『早くここから逃げましょうよ!たった700円足りなかっただけですよ。もうここで5時間以上も働いてるじゃないですか。どこが優しい人間だよ!笑わせるなって!バランスさんは悔しくないんですか?こんなところで皿洗いしたって、お金持ちになんかなれないですよ。』

バランス-『マイケルの言う通りだよ。たった700円足りなかっただけで、こんなに働かされるなんて普通じゃないよね。私だって人間なのだから、悔しいって思うよ。この場から早く逃げたいとも思うしね。』

マイケル-『じゃあ、そうしましょうよ。バランスさんと俺はお金持ちにならなきゃならないのに、こんな所にいたら一生無理ですよ。』

バランス-『でもマイケル、よく考えてご覧よ。あのマスターはとても意地悪だよね。なぜ私とマイケルの目の前に現れたんだろうか?マイケルはきっとこの状況を不運だと思っているね。私はとても幸運に恵まれたと思うよ。』

マイケル-『プラス思考をするチャンスだと?』

バランス-『その通りだよ。私とマイケルはお金持ちになるんだったよね。お金持ちになる為に、エネルギーを発生させるためには何が必要なんだい?』

マイケル-『プラスかマイナスの状況ですよね・・・。あっ、そうか!今のこのマイナスの状況は偶然じゃないんだ。俺とバランスさんがお金持ちになりたいって思っているからこそ、こういうチャンスを与えてもらったんだ。なるほど、少し理解できましたよ、バランスさん。』

バランス-『私はここのマスターに感謝しているよ。マスターがいなかったら、私は運を発生させることができないのだからね。』

マイケル-『すごい思考の変換ですね!参りましたよ。』

バランス-『私とマイケルはお金持ちになるんだから、あのマスターから全ての運をもらわなくちゃね。いいかい、あのマスターが怒ったら(マイナス)、笑顔(プラス)で対応するんだよ。嫌な仕事(マイナス)を押し付けてきたら、喜んで(プラス)やろうじゃないか。』

マイケル-『すごいな~。徹底してますね~。それじゃあマスターが怒った時と嫌な仕事を押し付けてきた時は、運をもらう絶好のチャンスなんですね。』

マスター-『お~い!そこで何ごちゃごちゃ喋ってるんだ!!それと若い奴はこっちへ来て、後片付けをしてくれ!』

マイケル-『は~~い。やりま~す。』

マスター-『何なんだ?ニコニコして気持ち悪い奴だな。ついさっきまでは、ふてくされて皿洗いしてたのに・・・。ここの後片付けが終わったら、トイレ掃除も頼んだぞ!』

マイケル-『え?トイレ掃除?』

マスター-『嫌なのか?』

マイケル-『よ、喜んでやらせてもらいますよ。何せあなたには感謝してますから。それに運もたくさんもらわなきゃ!』

マスター-『運をもらう?何をわけのわからない事言ってるんだ。バカじゃねぇのか!』

・・・・・

マスター-『おいバランスとマイケル!今日はこれで終わりだ。本当だったらお前らを警察に突き出すのが筋なんだろうが、私みたいに優しい人間はそういうことができないんだ、感謝しろよ。それでだ、二人とも真面目に働いたからお前らを明日から雇ってやってもいいぞ。ただとは言わん。一日1000円でどうだ。』

マイケル-『たったの1000円!!』

マスター-『そのかわり、裏の倉庫で寝泊りさせてやる。それに3食付きでお金は週払いだ。どうだ、すごい待遇だろう。』

バランス-『有り難うございます、ここで働かせて頂きます。もう感謝の言葉もありません。』

マイケル-『バランスさん!一日たったの1000円ですよ。あまりにもふざけてますよ。』

バランス-『でも寝るところと食べ物に困らなくていいだろう。それに今の私たちが他で一日1000円稼ぐ方法があるのかい?とりあえずここでお世話になろうじゃないか。』

マイケル-『わかりましたよ、ここまで来たんだから、最後までバランスさんに付き合いますよ。』

マスター-『それじゃあ、明日から頼んだぞ。このお金で暖かいコーヒーでも飲んで体を暖めな。』

バランス-『有り難うございます。』

・・・・・

マイケル-『今日一日働いて、たった120円の稼ぎか・・・。ひどいマスターだよな。』

バランス-『でも寝るところと食べ物を確保できたんだから、すごい変化じゃないか!』

マイケル-『もう、この際だから、俺も明日からはバカになったつもりで徹底的にプラス思考しますよ。さすがに便所掃除をやらされた時はカッときましたけど、この先運が発生することを信じますよ。』

バランス-『いいかいマイケル、心の底から喜ぶんだよ。あのマスターが怒ったら(マイナス)満面の笑み(プラス)で対応するんだよ。』

マイケル-『笑顔ですか。こんな感じですか?』

バランス-『ちょっとわざとらしいけど、それでいいよ。あの人を意地悪なマスターだと思わないようにね。私とマイケルにプレゼントをくれるサンタさんだと思えばいい。』

マイケル-『あのマスターがサンタさんね~。あのマスターが怒った時にだけ、笑顔で接すればいいんですね。』

バランス-『もちろんだとも、一日中笑顔でいる必要はないよ。マイナスが訪れた時にだけ笑顔になればいい。

マイナスとプラスでエネルギーが発生して、必ず自分の欲しいものが得られるよ。』

マイケル-『よし、あの憎たらしいマスターから、たくさん運をもらってやるぞ!・・・こんな不純な考え方はダメですかね。』

バランス-『最初はそれでも全然構わないよ。でもいざプラス思考しようと思ったら、その憎たらしいという感情があるとプラス思考できないことに気がつくはずだよ。』

4.奇跡は決して偶然には起こらない?

バランス-『マイケル~、ここにあったイチゴ大福知らな~い?』

マイケル-『知りませんよ~。』

バランス-『おかしいな~、ここのダンボールの上に置いたはずなのにな~。あれ?イチゴ大福って書いてある袋が落ちてるな、しかも中身は入ってないけど・・・。まさか、マイケルが食べたんじゃないよね。』

マイケル-『食べました。』

バランス-『え~、なんてことをするんだよ!あれは私の大福じゃないか、マイケル!!!』

マイケル-『く、苦しいバランスさん!息ができない、離して下さいよ・・・。』

バランス-『ゴメン、つい本気になってしまった・・・。』

マイケル-『まさかバランスさんが、そこまで怒るとは思いませんでしたよ。きっとやさしいバランスさんの事だから、俺の為に買ってきてくれたのかな?って思って。』

バランス-『私はね、このイチゴ大福の為に今まで頑張って仕事をしてきたんだよ。この何もない状態での唯一の楽しみだったんだ。この間もらった120円で何を食べようかいろいろ考えたさ。缶コーヒーにしようか、イチゴ大福にしようか、団子にしようか、シュークリームにしようかってね・・・、そして今日やっとイチゴ大福に決めたんだよ。仕事をしていても今日はワクワクして気分が良かったよ。それなのに・・・。』

マイケル-『お金持ちだったバランスさんが、たった120円なのにそこまで考えているとは知りませんでしたよ。』

バランス-『いいかいマイケル、過去の事はどうでもいいんだよ。問題は今、幸せになることなんだよ。今与えられた120円で幸せを考えることが大事なんだよ。』

マイケル-『たった120円でも、そこから幸せを見つけ出そうとするなんてすごいですね。じゃ、ちょっと待ってて下さいよ。』

バランス-『どこへ行くんだね。』

マイケル-『そこのコンビニに行って、イチゴ大福買ってきますよ。』

バランス-『買ってくる?って、マイケルお金持ってないだろう。』

マイケル-『あそこのコンビニの店員、動きが鈍いから大丈夫ですよ。』

バランス-『動きが鈍いって?・・・それは盗んでくるってことだよね。』

マイケル-『だって、バランスさんが楽しみにしていたものを俺が食べちゃったんだから・・・。心配しなくても、捕まらないから大丈夫ですよ。』

バランス-『わかったよマイケル、気にしなくていいよ。明日が給料日だし、また明日の楽しみにとっておくよ。』

マイケル-『明日が給料日か~。早いな~、もう1週間になるんですね。給料もらたっらどうしましょうか?本当にこんな状態から金持ちになれるのかな。競馬で一発勝負しようか、それとも宝くじにでもしようか。』

バランス-『明日給料をもらってから、ゆっくり計画を立てようじゃないか。お金持ちになる為のプランをね。』

マイケル-『そうですね、じゃあ、おやすみなさい。ちなみに変な事しないで下さいよ、後ろからつっついたりして。』

バランス-『後ろからつっつく?・・・何をバーカな事言ってるんだ、マイケルこそ、若いからエネルギーが有り余って危ないだろう。(手で防御して寝ようっと・・・)』

・・・・・・・

マスター-『1週間ご苦労だったね。君たちは便所掃除や皿洗いや雑用を喜んでやってくれるから助かったよ。1週間分の給料だ、また明日から頼むね。』

バランス-『こちらこそ、また宜しくお願いします。』

・・・・・・・

マイケル-『バランスさん!この封筒、妙に薄くないですか?なんだかお札が入ってないような感じがするんですけど・・・。』

バランス-『気のせいだろう、きっと新札が入ってるんだよ。裏の倉庫でゆっくり見ようじゃないか。』

マイケル-『あれ~やっぱり、お札が入ってないですよ!100円玉2コと500円玉1コの700円しか入ってないじゃないですか。くそ~、あのマスタ-だましやがったな!これじゃあ、一日の働きが1000円どころか、たったの100円じゃないですか!ちきしょう、文句を言いに行くぞ!!』

バランス-『まあ、待ちなよ、マイケル。いくら何でも一日100円ってことはないだろう。きっとマスターも疲れてお金の計算を間違ったんだよ。ゼロを一つ、付け忘れただけだよ。』

マイケル-『それもそうですね。一日100円なんてこと、有り得ないですよね。俺もすぐ、カッーきちゃうから・・・、冷静になればわかることですよね。じゃあ、ちょっとマスターの所へ行ってきますよ。』

バランス-『私も行くよ。』

・・・・・・・

バランス-『マスター、ちょっとお話があるんですが・・・。実は給料のお金が間違ってたようなんですけど。7000円のはずが、700円しか入ってなかったんですよ。きっとマスターもお疲れで、間違ったのではないかと・・・。』

マスター-『いや、間違ってないよ。』

バランス-『え?だって一日1000円でしょう。それで7日間働いたんだから、7000円になるじゃないですか。』

マスター-『いいかい、1食300円で朝昼晩食べたら900円になるだろう。1000円から引いた残りは100円になるから間違ってはいないだろう。』

バランス-『だって、3食付きの週払いって言いましたよね。』

マスター-『3食付きとは言ったけど、タダとは言わなかったはずだ。それにタダで裏の倉庫で寝泊りできるんだから、別に文句はないだろう。』

マイケル-『このヤロ-!ふざけやがって!ぶん殴ってやる!』

バランス-『待てよ、マイケル!殴ったら負けだよ。』

マスター-『どうするんだ?別に辞めてもらってもいいんだぞ!こっちはお情けで使ってやってるんだから・・・』

バランス-『ま、また明日からお願いします。』

マイケル-『バランスさん!お人よし過ぎますよ!俺はもう辞めます、バランスさん一人で頑張って下さい。じゃあ・・・、さよなら。』

バランス-『また逃げるのかい、マイケル!』

マイケル-『逃げる?俺はただ利口なだけですよ。バランスさんは頭がいかれてますよ、ここまでマスターにバカにされて、大人しくしてるなんて。』

バランス-『ここじゃなんだから、違うところで話そう。』

・・・・・・・

マイケル-『俺はもう限界です。逃げるんじゃなくて、正当な理由でここを離れるんですよ、バランスさん。きっとまた、運を発生させるチャンスだとか言うんでしょう。でも今まで頑張って仕事をしてきたのに運が発生するどころか、全く逆の事が起こっているじゃないですか。』

バランス-『それじゃあ一つ、質問してもいいかな?ここから逃げて何かを得る事ってあるのかな?』

マイケル-『得るものは何もないですよ。でも苦労や非人間的な扱いから解放されるじゃないですか!俺は何も間違っちゃいないですよ。』

バランス-『マイケルは【これほどの悔しさ、惨めさ】を味わったことがあるかな?私もこんな非常識な事が起こっていいものなんだろうかって考えるよ。でもねマイケル、そのとてつもない悔しいっていう感情を【逃げる】という道を選ぶのではなく、【受け止める】ことにしたらどうだろう。これはね私とマイケルへのメッセージなんだ。決して偶然なんかじゃないんだよ。』

マイケル-『じゃあ、どうしろって言うんですか?』

バランス-『それを今これから、二人で考えるのさ。その悔しさから逃げるんじゃなくて、考えようじゃないか。前に言わなかったかい?パラダイスへの扉を見つけようって!今がその扉を探す時なんだよ。時間も場所も全て完璧なんだ。今この時間、そしてこの場所でないと扉を見つけることはできないんだ。いいかいマイケル、奇跡って偶然起こるものと思われているけど、意識的に起こす事だって可能なんだよ。プラスとマイナスで運が発生するって言うのは、マイケルも知っているね。運が発生するのも奇跡が起こるのも同じことなんだよ。

もしこの最悪の状況(マイナス)で、感謝すること(プラス思考)ができたなら、それ自体奇跡じゃないか!この状況でプラス思考するからこそ奇跡は起こるんだよ。』

マイケル-『じゃあ、自分達の周りに大きなプレゼントが隠されているってことですね。』

バランス-『その通りだよ、毎日の出来事に意識するんだ。必ずヒントが隠されているはずだからね。それに私たちの目的はお金持ちになることだよ。7000円もらったところで、目的が達成されたわけではないだろう。私たちは今、その何倍ものお金を手にするチャンスが来たんだよ。』

マイケル-『ん~確かに、今逃げたら負けのような気もするし、悔しいですね。とりあえず、今日はこのまま寝かして下さい。何も考えたくないです。』

バランス-『わかったよ、じゃあゆっくり、おやすみ。』

続きは「お金持ちの思考 マイケルの物語・ホームレス編2」

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      2017/04/07

 - 潜在意識, 物語, 金運