人生の道しるべが欲しいあなたへ!ゼロの法則の格言
終わりよけれは全て良し
開運のコツは、去り際をプラスにすること
「ゼロの法則」では、「始まり」ではなく「終わり」をとても大切にしています。
年末近くになってくると、「来年こそは、頑張るぞー!」という意気込みで、気持ちを新たにする人は多いです。
しかし、「来年こそは」・・・という言葉の裏には、「今年は悪い年だった」という思いかあることになります。
よって、「来年こそは、頑張るぞー!」と宣言した時点で、マイナス思考していることになるので運が離れてしまいます。
世間では「始めよければ、全て良し」と、認識されていることが多いです。
しかし、運の世界では、「終わり良ければ、全て良し」というのが正しい考え方になります。
基本的に運の悪い人っていうのは、意外と最初は上手くいくものです。
きっと、運の悪い人は、実感できることと思います。
「会社を辞める時」
「恋人と別れる時」
「新年を迎える時」
もし、事情があって会社を辞めたのであれば、仮に自分に過失がなかったとしても、「既に去った会社」の文句は言わないことです。
そして、感謝などの気持ちを持つようにして、去り際をプラスにしてあげることです。
そうすることによって、次の就職も上手くいくようになります。
恋人と別れた時も、仮に相手が自分に対してひどい仕打ちをしたとしても、「別れた相手」の文句を言わないことです。
そして、逆に相手の幸せを願うようにして、去り際をプラスにしてあげることです。
年末の大掃除で、幸せな1年を向かい入れる
「来年から頑張ろう!」っていうのは、「今」に対してマイナス思考していることになるので、運が離れていくことになります。
しかし、良い習慣は、昔から根付いているものもあります。
例えば、年末の大掃除がそれにあたります。
どうして、新年ではなく、暮れに大掃除するのか?
あまり深く考えたことのある人は、少ないと思います。
理由はやはり、「終わりよければ全て良し」なんです。
これは、「思考は現実化する」という話からも、とても理にかなっている行動です。
例えば、大事な面接がある、大事な得意先と話をする、恋人との初デート、といった場合、普通の人であれば、身だしなみを綺麗に整えてから、事にのぞむはずです。
ボサボサの頭では、「大事な面接に受からなくてもいい」という思考の裏返しになってしまいます。
何日もお風呂に入らないまま初デートに行くのは、「恋人に嫌われてもいい」という思考の裏返しになってしまいます。
それでは、「来年を幸せいっぱいの1年にしたい!」というのであれば、年末に大掃除をして、新年を向かい入れることが、当たり前だということになります。
「来年は、何の不安もなく平和に暮らしたい」と思うのであれば、今のうちに「不安を抱えている出来事」を処理してしまうことです。
身辺をスッキリさせれば、必ず来年もスッキリした1年になるはずです。
「終わり良ければ、全て良し!」
もし、「始め良ければ、全て良し」という概念が正しいのであれば、生まれた時の宿命が悲惨な人は、いったいどうすればいいのでしょうか?
一生、不幸な人生を送らなければならないですよね。
そんなバカな話はないし、「運命は変えられる!」ので、ぜひ頑張って今を一生懸命生きてほしいです。
悩んだら現状維持が鉄則
人の幸せは選択の優劣によって決まる
ゼロの法則の柱的な考え方というのは、
「マイナスの時に、プラス思考をする」ことと
「プラスの時に、マイナス思考をする」ことです。
この二つができるようになると、プラス思考で得た願望をマイナス思考することによって永続的に幸福が続くというものです。
「ゼロの法則」には、他にもとても大事な格言があります。
「悩んだら現状維持」
簡単で短いフレーズなので、覚えやすいと思います。
上のがちょっと堅いフレーズだと思う人は、
「悩んだらそのまま」
でもいいと思います。
もしくは、「悩んだら動かない」
人生はいろんな事を意思決定しなければならない場面が数多くあります。
人の幸せは、選択の優劣によって決まるといっても過言ではないかもしれません。
ひょっとしたら、毎日悩んでいる人もいるかもしれません。
それだけ生きていくって事は、大変なことなのかもしれません。
毎日、毎日、選択の連続ですね。
もし、物事を選択する時の絶対的基準があるのであれば、ぜひ知りたいところですよね。
それが、「悩んだら現状維持」です。
この格言はあるゆる場面で大活躍しますので、覚えておくといいです。
転職で悩んだら現状維持がベスト
会社で働いていると、仕事の内容に嫌気がさしたり、人間関係が行き詰まったり、給料やボーナスが減ったり、サービス残業が増えたりして、モチベーションが下がって、ついつい転職を考えてしまいがちになりますね。
あなたも一度や二度は、転職を考えたことがあるのではないでしょうか。
「仕事を辞めたい・・・、じゃあ転職でもしようか。でも生活費が・・・、」
と1ヶ月や2ヶ月も悩んでしまうかもしれません。
人によっては、1年以上も悩み続けている人がいるかもしれません。
そんな時は、「悩んだら現状維持」という格言をしっかりと胸に刻みこんでおくといいかもしれません。
「悩んだら現状維持」という格言を上記の例で活用すると、「転職せずに今の会社に留まる(現状維持)」という答えが導きだされます。
「ゼロの法則」的には、「転職したいと思ったら、どんどんチャレンジしましょう!」という答えがベストのように思われるかもしれませんが、ここは“動かない”ことが鉄則です。
例えば山で遭難して、どっちの方向に行っていいのかわからなくなってしまった場合、勘を頼りにあちこち歩き回るより、ちょっと一息ついて休む方がベストです。
一息ついている間に、良い知恵が出たり疲労回復ができたりして、心身ともに活力が出てきたりもします。
勘を頼りにあちこち歩き回ると、疲労だけが蓄積されていき、しかも「右に行くか左に行くか」とつねに悩んで、焦りのマイナス感情をずっと引きずることになります。
イライラしている時に行動しても失敗する確率が高い
悩んでいる時は、大事な決定は先送りにする
“夜中”に、あなたは活発に動き回ろうとするでしょうか?
“夜中”といえば、暗くて静かなのが特徴ですね。
その特徴を最大限に活用できるのは、“眠る”ことですね。
夜中なのに、「どうして自分はやる気が起きないのだろうか?しかも体がだるく非常に眠たい。」という悩みを抱えている人はいませんね。
物事にはベストなタイミングというものがあります。
昼間(プラス)は活発に動き回り、夜(マイナス)は熟睡する。
そうすることで、人生の歯車がカチッとかみ合いますね。
それらの事は、皆さん無意識にできるよう体内にセットされています。
”悩む”の特徴は、静かに考え込むということかもしれません。
ならば、なるべく行動せず現状維持を貫くというのがベストです。
しかし、何故「悩んだら現状維持」なのでしょうか?
例えば、「仕事を辞めて転職しようか、どうしようか・・・。」と悩んでいる時というのは、“イライラ”や“モンモン”としたマイナス感情を抱えていることが多いですね。
ですから、そのような精神状態で新しい事に挑んでも、ほぼ99%の確立で失敗することになります。
マイナス感情を抱えている場合は、「大事な決定は先送り」というのがベストです。
やはり、「ゼロの法則」の鉄則は、“感情”なのですね。
転職で失敗する人が多いのは、マイナス感情を抱えたまま行動してしまうからですね。
しかし、“ワクワク”というプラスの感情で転職した人は成功することが多いです。
結婚の場合も全く同じです。
「生涯のパートナーとして、この人に決めようか、どうしようか?」と悩んでいる場合は、なるべく決定は先送りにして、“現状維持”を貫くのがベストです。
この場合の“現状維持”は、「現時点ではパートナーを決めない」ということになります。
ラーメンにしようかチャーハンにしようか・・・その答えは?
周りで転職や結婚で悩んでいる人がいる時に、「思い切って転職しなさいよ」とか「思い切ってその男性に決めなさいよ」という具合に、無責任なアドバイスはしない方が無難です。
また、あなたに子供がいる場合、良い人生に導けるよう親として色々と注意したりアドバイスしたりするのが自然ですね。
子供が何かの選択で悩んでいる時には、じっと我慢して待つという姿勢も必要かもしれません。
あれこれ意見を言って、「早く決めなさい!」とせかさないことも大事です。
また、優柔不断な人の場合、外で食事をする時や買い物をする時に、「何を食べようか」とか「何を買おうか」と、結構長時間悩むものです。
そういう場合は、いつも食べているメニューを頼むのがベストです。
そうする事によって、選択の時間が縮小されます。
そして、新しいメニューを頼むときの失敗のリスクも回避することができます。
マイナス感情に陥る頻度が少なくなるので、運も良くなっていきます。
今までお話した事は、あくまでも「悩んでいる時」なので、「たまには違ったものでも食べようかしら」とスッキリした気持ちで頼むのであれば、何も問題はないです。
「いつも食べているラーメンにしようか、新メニューのチャーハンにしようか、どうしよう、どうしよう・・・」という具合に悩んでいる時は、いつも食べているラーメンを頼むのが無難ですよということです。
悩んでいる時っていうのは、ほとんどの場合感情がモンモンとしている事が多いので、マイナスを引き寄せることが多いです。
そんな時に新しいモノを買ったり、転職したりしても上手くいく可能性は低いです。
悩んでいる時には、たっぷり寝たり他のことに集中したりして、一時的にその悩んでいることから離れることです。
そうすることによって、ポッと答えが出ることが多いです。
願望ではなく最悪の事態をイメージする
チャンスを逃してしまうデメリットもある
「悩んだら現状維持」というのは、「悩んだらそのまま」という言葉に置き換えることもできますね。
もし、「悩んだらそのまま」ということを貫いて、
大きなチャンスを逃してしまったり、
良い出会いを逃してしまったり、
欲しいものが手に入らなかったり、
そのような事があると、とてもショックを受けますね。
「悩んだらそのまま」を貫くことによって、失敗を回避するメリットも生まれますが、逆にチャンスを逃してしまうデメリットも発生してしまいます。
前回のお話では、「悩んでいる時の決断は、感情がモヤモヤしているので、マイナスを引き寄せる可能性が高い」と書きました。
ですから、決断を先送りするのがベストであると書きました。
もし大きなチャンスを逃してしまったと思われるような事があっても、私はこう考えます。
「そもそも、悩んでいる(マイナス)時に訪れたチャンスは、所詮私にとっては必要としていない事である。だから、そのチャンスは後々マイナスに変わっていく可能性が高いから、あの時の選択はベストだったと思うし、全く後悔もない。」
という具合に、すでにマイナスのシチュエーションを想定し、どのような事が起こっても気持ちを取り乱さないように、気持ちを整理しています。
普通は、何か問題が起こってから、気持ちの整理をしますね。
でも、問題が起こる前から気持ちの整理をすることはとても大事なことです。
最悪のことを想定すれば、強運になれる
世間一般的に良いと思われているのは、「願望が叶った自分をイメージ」することですね。
しかし、あまり知られていないことですが、「最悪のことを想定し、それに備えて準備(イメージ)する」ことで、非常に運の強い体質になります。
何故なら、「最悪(マイナス)の事を、受け入れている(プラス)」ことになるからです。
タイミングの良し悪しは、人生の幸福を左右すると言っても過言ではありません。
コートやマフラーは冬の必需品ですね。
しかし、コートやマフラーは“冬”だけの必需品です。
夏に使っても、暑くなり過ぎて不快以外の何ものでもありません。
「悩んだら現状維持」を貫くと、時間を有効に使うことができます。
何かの拍子でパッ!と答えが閃くことほど楽なことはないですね。
悩んでモンモンとしている時には、やはり無意識(潜在意識)におまかせするのが一番です。
無意識が一番発揮されるのは、寝ている時です。
ですから、
寝る直前に“熟考”して、
寝ている時に“整理”されて、
起きた時に“答え”が出て、
というプロセスを踏むのが、一番早くて一番良い答えを導き出す方法かもしれません。
こういう具合に“無意識(神様)”に、すべておまかせするのが、私にとっては一番安心します。
悩んでいる時は、新たな挑戦は控えるのがベスト
悩んだら、現在の習慣を継続する
もし行動を起こして、失敗する確立が高いのであれば、“動(プラス)”ではなく、“静(マイナス)”を選択するのも賢い方法です。
夜中は、寝ているのが一番賢い選択ですね。
しかし昼間は、起きて活動しているのが賢い選択ですね。
それと同じで、時間や時期によって、ベストな選択というものが異なってきます。
今回は、転職ではなく、もっと身近なことで解説したいと思います。
例えば、お弁当を買う時。
いつも昼食時に食べるお弁当(もしくは外食)は、だいたい決まっているとします。
幕の内弁当だったり焼肉弁当だったり、もしくは近くのお店でハンバーガーやラーメンを食べるのが、いつもの行動パターンだったりしている人がいるとします。
そんな時、新発売のお弁当が売り出されたとします。
とても美味しそうなので、新発売のお弁当を買おうかどうしようか悩んでいたとします。
食べ物で悩むというのも、人間味があってもとても良いと思います。
優柔不断な人は、その新発売のお弁当を買おうかどうしようか、5分や10分も悩んでしまうかもしれませんね。
でも、そんな時にも、ゼロの法則の格言を思い出して下さい。
「悩んだら現状維持」
“現状維持”というのは、“そのまま”という意味のほかに、「現在の習慣を継続する」と置き換えることもできます。
「現在の習慣を継続する」というのは、今まで食べていたお弁当を“継続して”食べるということになります。
そもそも、新発売で美味しそうなお弁当がせっかく目の前にあるにも関わらず、“悩む”ということ自体、意味があるわけですね。
悩む前に行動すれば、運が悪くなることはない
お弁当を買う時、
「美味しそうだけど、嫌いなニンジンが入っているな・・・」
「ちょっと味が濃そうだな・・・」
「値段のわりには、量が少なそうだな・・・」
「野菜がちょっと少ないな・・・」
いろんな情報を見比べて、脳が激しく思考しているわけですね。
悩むにもやはり理由があるわけです。
もし、本当に食べてみたいと思うのであれば、「悩む前に買っている」のが普通です。
仮に新発売のお弁当がまずかったとしても、悩まずに買っているのであれば、別に問題はないですね。
何故なら、のちのち沸き起こる“後悔”というマイナス感情がないからですね。
「やっぱり、新発売のお弁当を買わなきゃよかった。」という後悔の気持ちが沸き起こるのは、「買おうかどうしようか」と悩んでいるから起こります。
ですから、悩まずにパッと買うのであれば、仮に結果が失敗だったとしても、後腐れもなく運が逃げることもありません。
お弁当に限らず、女性ならば洋服やアクセサリーなどを買う時にも、よく悩むかもしれませんね。
そんな時にも、「悩んだら現状維持」という格言を活用するといいです。
悩んだ時には、今まで着ていたデザインや色などを重視し、新しい挑戦は控えた方が良いということです。
車を購入する時にも、悩んでいる時には新しいメーカーではなく今まで乗っていたメーカーの車を購入したほうがベターということです。
もしくは、「悩んだら現状維持」という格言の通り、新規の車を購入することなく、今乗っている車をそのまま乗り続けるというのが、最高の選択になります。
そしてしばらく日を置いてから、再考すればいいです。
最後までお読み頂き、有難うございます。
2021/10/14