潜在意識を徹底活用!願望実現に必要な9ステップ
「喜ぶ感情」で、願いが叶う
最初のステップはマイナス感情を浄化すること
願望実現をするには、「潜在意識」をとことん活用しなくてはなりません。
そして、潜在意識というのは、
1.自分の「思い」を忠実に現実の世界へ創り出してくれる。
2.「願望ではなく、感情」を聞き入れてくれる。
3.過去の思いを蓄積していく。
4.イメージしなくても、「自分の願い」は既に知っている。
5.意識している間は、願いは叶わない。
6.願いが叶っても、持続させなければ意味がない。
というお話をしてきました。
(「潜在意識の秘密を大公開!願望実現に必要な6つの常識」を参照)
一番大事なことは、マイナス感情を捨てて、プラスの感情を取り入れる、ということです。
ですから、潜在意識を活用して願望実現するには、まずは
「マイナス感情」の浄化
から始めるといいです。
1週間かかっても、1ヶ月かかってもいいので、過去に経験した嫌な出来事に向き合い、マイナス感情を捨てる勇気を持つといいです。
それができるようになると、一生幸せになることができます。
1週間、1ヶ月もの間、過去に向き合う時間に当てたとしても、残りの人生 30年、50年幸せが約束されるのであれば、その1週間という時間は本当に微々たるものです。
と言っても、いきなり過去の嫌な出来事に向き合うのは、大きな心の重荷になってしまいます。
潜在意識は、自分の「思い」を忠実に現実の世界へ創り出してくれる、とお話しました。
しかも、願望ではなく感情に敏感に反応するということも、お話しました。
「喜ぶ」感情を潜在意識にインプットする
ですから、「喜ぶ」という感情を日々持てるように努力するといいです。
そうすれば、「喜んでいる現実」を、未来に創り出してくれます。
「喜ぶ感情」を創り出す為には、どうしたらいいのでしょうか?
毎日、「ありがとう」を唱えたり、「願いが叶っている自分」をイメージしたりして、はたして「喜ぶ感情」を創り出すことはできるのでしょうか?
表では「喜ぶ感情」になっていたとしても、その裏では「虚しさ」、「不安感(これで本当に願いが叶うのか?)」といったマイナス感情が同居している場合が多いです。
その不安感を取り除かなければ、潜在意識は人間の感情を正確 (表も裏も)に察知してしまうので、結局は願いが叶わないということになります。
それでは、確実に「喜ぶ感情」を創り出し、願いを叶えるにはどうしたら良いのでしょうか?
「実際に起こっている事」に対して、感謝する
感謝できる人は、願いが叶う
喜ぶ感情を作り出すのは、とても簡単なことです。
しかし、喜ぶ感情を邪魔しているものの一つに「”強い”欲」があげられます。
何故、「”強い”欲」が願望実現の妨げになってしまうのでしょうか?
例えば、Aさんは年収1000万を目標に仕事に励んでいるとします 。
最初のスタートは、年収300万からでした。
そして、翌年には年収が500万になったとします。
年収が300万から500万になったとしても、1000万にはまだまだ程遠い位置にいます。
翌年も頑張って仕事をしましたが、年収は500万のまま変わらずでした。
すると、Aさんはなかなか目標に達しない自分に苛立ちを覚えたり、高収入の人と自分を比較して惨めに思ったりするかもしれません。
「苛立ち」、「惨め」というマイナス感情が、
「願いが叶わない自分は不幸だ!」
という思考をしていることにもなります。
よってAさんは、年収500万から上に伸びることは、かなり難しいです。
もう一人のBさんも同じように年収300万から500万になり、翌年は Aさんと同じように年収は伸び悩みました。
しかし、Bさんは「苛立ち」、「惨め」という感情を持つことは決してありませんでした。
年収が300万だった頃に比べ、豊かな生活ができている現在に感謝したり、周りの人の手助けに対して感謝したりして、幸福感に満たされています。
自分を責めたり、周りの人と比較したりすることもしませんでした。
今に感謝できるよう努力する
Aさんは、目標が達成されないのは何かがおかしいと思い、潜在意識の活用に興味を持ち始め実践したとします。
そして、年収1000万になっている将来の自分を何度も何度もイメージングして、心の中も徐々に幸福感に満たされるようになりました。
AさんとBさんの両方が、同じように幸福感に満たされています。
しかし、AさんとBさんの幸福感(喜び)には、“決定的な違い”があります。
何だと思いますか?
Bさんは、“現実に起こっている”ことに対して、幸せな気持ちになっています。
一方のAさんは、“まだ、起こっていない”ことに対して、幸せな気持ちになっています。
Bさんの喜ぶ感情は、本物です。
Aさんの喜ぶ感情は、偽物です。
そして、Aさんが仮に100%、「自分の願いが叶っている」と思い込むことができたとしても、無意識にその思いを否定してしまうことがあります。
何故なら、Aさんの心の中には「自分を責める」、「周りの人と比較する」という思いが根底にあるからです。
(この根底にあるマイナス感情を排除できれば、”偽物”であっても、願いは叶います)
本当に、自分の願いが叶っているのなら?
自分を責めたりなんかしないですよね。
周りの人と比較する必要もないですよね。
自分を責める行為は、「自分は不完全だ!」と認めているようなものです。
また、周りの人と比較するのは、「自分は劣っている」と認めているようなものです。
Bさんのように “実際に起こっている事”に対して、喜ぶように訓練すれば、それは絶対確実なものとなります。
ですから、潜在意識を活用して願望実現したいのならば、未来ではなく、今に「感謝」するといいです。
過去の成功体験を引っ張り出す
自信が得られれば、願望実現は近くなる
前回の話の続きになりますが、「実際に起こっている事」に対して感謝しているBさんは、
現状に満足してしまっているので、願いが叶わないのでは?
そんな素朴な疑問を持つ人もいるかもしれませんね。
確かに、現状に満足してしまえば、それ以上の事を望まなくなり、努力を怠るということもあり得ます。
一方、願いが叶わずに自身を責めてしまうAさんは、それをバネに以前にも増して努力するかもしれません。
しかし、現状に満足しつつ再度目標に挑戦する場合と、自身を責めながら再度目標に挑戦する場合では、「自分に対する自信の度合い」が全く違ってきます。
Bさんは300万から500万に年収をアップさせたという大きな自信を得ることができます。
それならば、500万から1000万に年収をアップさせることもできるはずだと、考えられるようになります。
実際の“成功体験”ほど、大きな自信が得られるものはないからです。
そして、「年収を1000万にするには、今までと同じやり方ではダメなんだ!」と気づくようになります。
一方のAさんは、500万から1000万に年収をアップさせることができなかったという“失敗体験”を引きずったままなので、心の底には「また失敗するのでは?」という不安を漠然と抱えることになります。
小さな成功体験でも、マイナス感情はクリアできる
AさんとBさんのように、仮に同じ体験をしたとしても「失敗」、「成功」という全く逆のイメージを抱いてしまうようになります。
Aさんは、「次も失敗するかも」
Bさんは、「次も成功できる」
Aさんは、失敗するかもしれないという気持ちで、将来の夢を何度も“イメージ”します。
Bさんは、次も成功できるという気持ちで、将来の夢に対して“大きな自信”を手に入れることになります。
「イメージ」と「大きな自信」
「イメージング」をするのが、悪いと言っているのではありません。
どちらが、マイナス感情のない状態なのか?
って事がとても大事なのです。
「ある趣味を10年以上続けている」
「無遅刻無欠勤が3年も続いている」
どんなちっぽけな事でもいいので、過去(もしくは現在)の成功体験を引っ張り出すといいです。
そうすれば過去(もしくは現在)に対して、プラス思考していることにもなるので、願望実現できる下地が自然と出来上がってきます。
相手の立場から見てあげる!
相手を責めるか、相手に感謝するか
今回は恋愛を例にして、お話したいと思います。
A子さんは、大好きな彼と一緒にヨーロッパへ旅行に行きました。
最初はパリに行き、その次にローマを観光する予定でした。
ところが、二人でパリの観光を楽しんで、これからローマに行くという時になって、彼に急用の仕事が入ってしまい、そのまま二人で帰ることになりました。
A子さんは、帰りの飛行機の中で、何度も彼に不満を言いました。
「仕事と私と、どっちが大事なの!!ずっと前からローマに行くのを楽しみにしていたのに!!」
そして彼は、A子さんに何度も謝りました。
一方のB子さんも、彼とヨーロッパへ旅行に行き、A子さんと全く同じ体験をすることになりました。
しかし、B子さんは、帰りの飛行機の中で、
「ローマには行けなかったけど、パリの観光を満喫できて楽しかったわ。ありがとう」
と彼に感謝しました。
人は感謝する人を好きになる
A子さんは、よっぽど悔しかったのか、彼と一緒にローマ観光しているイメージを何度何度も実践し、次につなげようと思いました。
熱心にイメージを取り組んでいるA子さんと、ただ感謝しているだけのB子さん。
A子さんもB子さんも、喜ぶ感情に満たされています。
A子さんは、これから起こるであろう「仮想の世界」に対して、喜んでいます。
B子さんは、実際に起こっている「現実の世界」に対して、喜んでいます。
果たして、実際に願いが叶うのは、A子さん?それともB子さん?
ここで一番大事なことは、“彼の立場”から見た、A子さんとB子さんです。
彼の立場から見ると・・・、
A子さんからは、ローマに行けなかった事を責められてしまいました。
一方のB子さんからは、パリに行けた事に対して感謝されました。
もしあなたが、男性の立場だったとしたら、A子さんとB子さん、どちらの女性とローマ観光をしたいですか?
たぶん、ほとんどの人が、B子さんを選ぶことだと思います。
何故なら、A子さんと旅行した場合、また「責められるかもしれない」というマイナス感情が沸き起り、一方のB子さんと旅行した場合、また「感謝されるかもしれない」というプラスの感情が沸き起ることになるからです。
「欲しい!」はマイナス感情に繋がるからダメ!
欲しいと思っても、その願いが叶う事はない
潜在意識というのは、とてもお利口さんです。
「嫌だな~」って思えは、嫌な対象から遠ざけてくれるように自然と働きかけてくれます。
「仕事をしたくない」って思えば、会社に行けなくなるように、病気になったりケガをしたりします。
「あの人の顔なんか見たくない」って思えば、その人から遠ざけてくれるように、いろいろ配慮してくれます(例えば、登校拒否や出社拒否など)
それでは、
「好きだー」って思うと???
当然のことながら、その存在を近づけてくれるように、潜在意識が忠実に働いてくれます。
それでは、
「欲しいー!」って思うとどうなるのでしょうか?
潜在意識は、その願いを100%叶えてくれるのでしょうか?
答えは「NO」です。
何故なら、前にも言いましたが、「潜在意識は願望ではなく、感情を聞きいてれくれるところ」だからです。
「欲しいー!」っていうのは、マイナス感情の「焦り」に繋がります。
また、周りの人への「妬み」、現状に対する「不安」など、そこには様々なマイナス感情を潜在意識に植え込むことになります。
1ヶ月間、ずっと「欲しいー!」って思い続けて見るといいです。
その結果、潜在意識はマイナス感情に呼応するかのように、マイナスの出来事をたくさん起こさせてくれます。
マイナス感情が根底にある願望は叶わない
さて、「好きだー」って思う時、あなたはどんな感情になりますか?
またどんな思いが根底にあって、「好き」という気持ちになっているのか?
例えば、お金が好きな人の場合、
周りの人がお金を持っているから・・・(“惨め”というマイナス感情)
周りの人に優越感を持ちたいから・・・(劣等感、うぬぼれ、蔑みなどのマイナス感情)
お金があれば、楽に暮らせるから・・・(“何もしたくない”という怠惰などのマイナス感情)
これらのように、マイナス感情が根底にある願望が叶う可能性は極めて低いです。
仮に願いが叶ったとしても、そう遠くないうちに失うこととなるでしょう(理由は、根底にあるマイナス感情が現実化してしまうからです。)
という事は、喜ぶ(プラス)感情を潜在意識に認識できるよう、「好き」、「叶えたい」、「欲しい」の理由を見つけることができれば、その願いは叶うことになります。
「私といると幸せになれる」・・・だから願いが叶う
好きという気持ちには、マイナス感情があることも
前回のお話では、仮に「好き」という気持ちを抱いていたとしても、その「好き」な“対象”を引き寄せることはできないというものでした。
「嫌い」なら、遠ざかってしまう。
「好き」なら、近づいてしまう。
という具合に、世の中単純ではないんですね。
「嫌い」と「好き」は相反するものだから、その結果においても相反するとは限りません。
「好き」という気持ちにも、人それぞれマイナス感情やブラス感情が含まれています。
「好き」=喜ぶ感情
この喜ぶ感情を忠実に再現するのが、今まで何度もお話してきた「感謝」ということになります。
感謝している時って、素直に喜ぶ感情になることができると思います。
さて、「お金が好き(欲しい)」、「理想の恋人が欲しい」、「転職を成功させたい」・・・。
人それぞれ色んな願望があると思います。
「彼の事が大好き(付き合いたい!)」という場合、その「好き」という気持ちは、「喜ぶ感情」ではなく、「焦り」、「独占欲」などマイナス感情が占めている場合もあります。
求めるだけでは、好きな彼を振り向かせることはできない
彼と付き合うことができた所を想像すると、ワクワクしてとても嬉しい感情になるかもしれません。
その嬉しい感情に呼応して、その彼が「自分に振り向いてくれる」という事にはならないですよね(イメージトレーニングで経験されている方も多いと思いますが・・・)
嬉しい感情であるにも関わらず、何故願いが叶わないのか?
答えは簡単です。
“求めている”からです。
ここで言う「求めている」というのは、「彼と付き合いたい」という最初の思考の事ではありません。
願いが叶った(彼と付き合う事ができた)時のことです。
願いが叶った時には、自分の欲求が全て満たされることになります。
欲求が全て満たされると同時に「手に入れたものを手放したくない」という強烈な執着、不安というマイナス感情をも同居させることになります。
彼と付き合うことができた所を想像して、ワクワクしてとても嬉しい感情になるのは大いに結構なことです。
しかし、付き合う事ができた時に、「何をしてあげると彼が喜んでくれるのか?」という具合に、与えることを中心にして考えることです。
そうすれば、
「彼が一番幸せになれるのは、“私と付き合う事”」
と思考していることにもなり、潜在意識が外の世界に働きかけてくれるようになります。
与えるというのは、感謝の表れでもあります。
感謝というのは、マイナス感情の入り込む余地がないほど、プラスの感情に満たされます。
他人を妬んでも、欲しいモノは手に入らない
妬みの感情は百害あって一利なし
潜在意識については、今まで「感謝」の重要性をメインにしてお話してきました。
これからは個別の感情について、説明していきたいと思います。
マイナス感情ほど、願望実現の大きな妨げになるものはありません。
人は無意識のうちに、潜在意識へ
「願いが叶わない」
情報を次々とインプットしてしまいます。
どんなに肯定的な言葉を言っても、どんなに「自分は幸せである」と自己暗示をかけたとしても、その努力を無駄にしてしまうのがマイナス感情です。
人間のマイナス感情の一つに「妬み」というものがあります。
「同僚が出世して羨ましい!」
「あの若さでマイホームを建てるなんて!」
「玉の輿になって羨ましい!」
人は、どうしても“他人”の動向が気になるようです。
しかも、素直に祝福できないという、複雑な人間の心理があります。
しかし・・・。
「妬み」というのは、潜在意識を活用するにあたって、
百害あって一利なしです。
妬むと、欲しいモノを否定していることになる
誰だって、自分にないものを、友人や同僚が手に入れてしまえば、悔しい気持ちになるものです。
しかも、「欲しくて欲しくてたまらないもの」であればあるほど、妬みの気持ちが倍増されていきます。
「他人にあって、自分にないもの」に対して、妬んでしまいたくなる気持ちは、よ~くわかります。
でも・・・。
潜在意識は、正直者ですから、その「妬み」という感情を忠実に現実の世界へ反映してくれます。
「妬んでいる対象」は、一生手に入れる事はできません!
何故でしょうか?
欲しいモノを否定しているからです!
上記の例で言うと、「出世」、「マイホーム」、「玉の輿」に対して「マイナスのイメージ」を抱いていることになります。
同僚に対して妬んでいるのと同時に、「出世」に対しても妬んでいることになるのです。
「出世」を否定しているのに、「出世」できるわけがないですよね。
否定しているものを手に入れることなんて、潜在意識は絶対にそんな事をしません。
何故なら、ご主人様であるあなたに怒られてしまいますから!
妬みなんて気持ちは捨てましょう。
他人が幸せになったからといって、あなたが不幸になるわけではないのですから・・・。
「苦しい」と思っても、願いは叶わない!
努力している時の感情が大事
世の中には、人より頑張ってもその努力が報われない人がいっぱいいます。
普通であれば、努力した分はそのまま結果となって反映されるのが自然なことです。
しかし、潜在意識は、
努力している時のその人の感情を正確に感じ取ることができます。
頑張って努力することによって、「私の願いは○○です!」と強烈にアピールしていることにもなりますが・・・。
潜在意識は当然、努力しているあなたの願いを叶えてあげられるよう、色々と手助けしてくれます。
最後のゴール(願いが叶う)に辿り着くまで、必ずサポートしてくれます。
それなのに何故、人よりも頑張って努力しているのに、願いが叶わないという現象が起きるのでしょうか?
答えは簡単です。
心の底で「願望」を否定しているからです。
例えば、出世を願っているAさんは、毎日夜遅くまで残業をして、結果も残し、他の誰よりも働いたとします。
努力して結果も残しているのですから、出世する可能性は高いかもしれません。
しかし結果は、同僚の方が先に出世してしまいました。
Aさんは、それ以後上司や会社の方針などに不満を持つようになるかもしれません。
しかし、同僚の何倍も働き、しかも結果まで残しているのに、同僚の方が先に出世するという事は、運が強く影響しているとしかいえません。
またAさんは、「出世」を望んでいなかった!ということにもなります。
「出世」を望んでいたからこそ、人の何倍も働いたはずなのに、矛盾していると思われるかもしれません。
マイナス感情が伴った努力は逆効果
もし、Aさんが毎日の残業で「苦しい」、「辛い」といったマイナス感情を日々抱えていたとしたらどうなるでしょうか?
潜在意識はとても正直ですから、
「ご主人様(Aさん)は「出世」を望んでいない」
と判断してしまうわけです。
「出世」できなかったという事は、Aさんの願いが叶ったことになるのです。
Aさんの感情を忠実に現実の世界に反映させてくれたわけです。
あなたの職場の上司って、神経の図太い(マイナス感情をあまり持たない)人が多いですよね。
努力する時や頑張る時は、「苦しい」、「辛い」という感情を捨てるといいです。
もちろん、喜びながらできるのであれば、完璧です。
潜在意識は否定を認識できない
意識と潜在意識では、モノの捉え方が違う
潜在意識の活用などは、かなり広く知られるようになってきました。
その一つに、「潜在意識は否定を認識できない」というものがあります。
きっと、どこかでチラッと見たり聞いたりした人も多いことでしょう。
「否定」を認識できない、とはいったいどういうことなのでしょうか?
「明日の会議は絶対に、“緊張しないぞ!”」
「今度こそ、“バンカーに入れない”ようにしよう」
「ダイエットする為に、“甘いものは食べない”ようにしよう」
という具合に、「~ない」というのが否定の言葉です。
経験している人も多いと思いますが、「緊張しないぞ!」と思っても、やっぱり緊張してしまいます。
「バンカーに入れないぞ」と思っても、やっぱりバンカーに入れる人は 多いです。
「甘いものは食べないぞ」と思っても、つい甘いものが食べたくなります。
不思議ですよね~。
何故かというと、「意識」と「潜在意識」では、モノの捉え方が違うからです。
意識では、「緊張しないように!」って思います。
しかし、潜在意識では「緊張」を意識してしまいます。
「緊張しないように!」っていうのは、緊張している場面を一度イメージしない事には、「緊張していない」状態を思い浮かべることはできません。
緊張しないように!って思う事によって、緊張している状態を意識してしまうことになるのです。
否定的な言葉は、なるべく使わない
「甘いものは食べない」という場合も、その状態を認識する為には、一度“甘いもの”を頭の中でイメージしなければなりません。
甘いものが好きな人は、「甘いもの」を思い出したら、「甘いもの」を食べたくなるのが自然です。
だから、受け入れたくないものがあるのであれば、その言葉はなるべく使わないことです。
「緊張しないぞ」ではなく、「自分は落ち着いている」
「バンカーに入れない」ではなく、「グリーンにのせよう」
「甘いものは食べない」ではなく、「野菜を中心に食べよう」
という具合に、受け入れたくないもの(緊張、バンカー、甘いもの)を遠ざけたいのであれば、その対極となるもの(受け入れていいモノ)を思い浮かべるといいです。
最後までお読み頂き、有難うございます。
2021/10/14