生まれ変わりたい!輪廻転生の全て

生まれ変わりはあるのか

六道によると、地獄はあるらしい

輪廻転生、あなたは信じるでしょうか。

「りんねてんせい」または、「りんねてんしょう」とも言います。

仏教用語として使われていますが、現在は広く一般的にも使われています。

輪廻転生とは、「人が死んだら生まれ変わる」という意味で捉えられていることが多いです。

きっと、信じる人もいるでしょうし、信じない人もいることでしょう。

ちなみに、「ゼロの法則」では、輪廻転生はあるという教えです。

仏教では、「六道」と言って、六つの世界に輪廻するという考え方が定着しています。

1.地獄

2.餓鬼

3.畜生

4.修羅

5.人間

6.天上

の六つの世界のいずれかに、生まれ変わるというのが、仏教でいう「輪廻転生」というものです。

地獄というのは、想像を絶するほどの苦しみが待ち受けている世界です。

説によっては、何万年も続くことがあるそうです。

この世で受ける苦しみとは比較にならないほどの苦しみになります。

できれば、地獄には落ちたくないですね。

しかし、仏教によれば、生きている間の行いによって、死後の世界が決まると言われています。

また、「今苦しんでいる人は、死んだ後も地獄で苦しむ」という考え方が基本となっているようです。

よく言われる「この世の地獄」は、「あの世の地獄」に比べたら、まだかわいい方なのかもしれません。

虫を一匹殺しただけで地獄へ落ちる?

1.地獄の他には、五つの道があります。

2.餓鬼は、飢えと渇きに苦しむ世界です。

3.畜生は、動物や虫の世界です。

4.修羅は、争い事の絶えない世界です。

5.人間は、私たちが住んでいる世界です。

6.天上は、苦しみが少なく楽しみが多い世界です。

人間は、この六道の中を輪廻転生すると言われています。

これは、仏教の世界での話ですので、その教えが本当かどうかはわかりません。

ただし、輪廻転生というのは、肉体が滅びても魂は生き続けるという考え方が元にありますので、ずっと色んな世界で生きていくことになります。

輪廻転生の六道では、殺生すると地獄に落ちると言われています。

例え、虫けら一匹殺したとしても、地獄に行くことになるそうです。

「ゼロの法則」では、そこまで極端に落ちることはないという教えです。

虫けら一匹殺しただけで、あの世で地獄界に行き、何万年もの間苦しみ続けるという事はあり得ません。

例えば、蚊を一匹殺したからと言って、あの世で地獄の苦しみにあうというのは、どうも納得がいきません。

寝ている時に、何匹もの蚊が部屋の中で飛んでいれば、蚊に刺されて、睡眠の妨げになります。

マイカー出勤の人は、居眠り運転で事故を起こしてしまう可能性だってあります。

事故で死んでしまえば、元も子もありません。

ましてや、助手席や後部座席に家族が乗る可能性があるのであれば、蚊を殺すということは、ある意味家族を守る為でもあるのです。

蚊を生かすことによって、家族の生命が危ぶまれるのであれば、その殺生は正当性があることになります。

ですから、虫けら一匹殺しただけで、地獄に行くというのは、ちょっと話が飛躍し過ぎの感があります。

ただ、虫けら一匹殺さないような、生き物を大切にする精神を持つことは、とても尊いことになります。

どんな小さな命でも、大切にしようという教えを説きたかったのかもしれません。

魂は成長することを無常の喜びとしている

魂は神様から派生したもの

輪廻転生というのは、「魂」は生き続けるという前提で成り立っています。

人が死んで肉体が滅びても、魂は生き続けるというものですね。

誰の体にも、魂が宿っているということになります。

というのは、神様(創造主)から派生したものなので、神の一部でもあります。

それを信じるか信じないかは、あなた次第です。

信じる人は、この先の話も読み進めてみると良いでしょう。

魂もそうですが、人間にも生きている意味があります。

それが「成長」です。

魂というのは、「成長」することに無上の喜びを覚えます。

子どもと同じですね。

子どもも、色んな世界を体験し、色んなことを学ぶことに楽しみを見いだします。

魂も同じように、色んな世界を体験したがっています。

それが仮に苦難であったとても、魂はそれを新しい体験として、受け入れていきます。

ただし、私たち人間は皆、自己の欲が先に立つので、成長とか苦難を乗り越えるとかいった発想はありません。

ここに、人間と魂とのギャップが生じてしまいます。

あなたの前世は、人間かもしくは動物の可能性か高いです。

人間として、何度も生まれ変わる人もいれば、中には動物から人間に生まれ変わる人もいます。

精神的な成長ができない人は、あの世に行ってもまた同じ境遇の世界で生きることになります。

苦しみの世界から解放されるのが、魂の目的いやあなたの目的になるのです。

生きていると辛いことばかりが多いというのは、それは人間界に生まれてきてしまったからです。

魂は成長することで救われる

人が何度も生まれ変わるのであれば、

「嬉しい!」という人もいるでしょうし、

「もう勘弁してくれ!」という人もいるでしょう。

今、人生を楽しんでいる人にとっては、生まれ変わってまた楽しい人生を歩めると思うと、ワクワクしてしまうかもしれませんね。

逆に、この世で苦しい人生を強いられている人にとっては、またあの世で同じ苦しみを味わわなければならないと思うと、やるせない気持になるかもしれませんね。

美人で頭も良くてお金持ちの家に生まれてきて、その後大人になっても素敵な男性と結婚して、生涯幸せな人生を送れる人は、ほとんどいませんね。

逆に、自身の容姿に不満を持ったり、貧乏な家に生まれてきたり、暴力や暴言を吐く両親の元に生まれてきたり・・・そういった不満を抱えて生まれてきた人の方が圧倒的に多いはずですね。

人がこの世に誕生する時には、生まれてくる環境を選ぶことはできません。

ましてや、親も選ぶことはできません。

容姿や性格や国や肌の色などが選べないように、親も選ぶことはできないのです。

その人の思考や感情が、来世に生まれてくる環境を決定づけるのです。

ですから、ある意味公平でもありますし、残酷でもあるのです。

仏教の六道では、「地獄」という世界があるという教えですが、実際私たちが生活している地球上にも、たくさんの地獄みたいな世界はいっぱいあります。

この世の中には理不尽な事をする人はいっぱいいます。

暴言や嫌がらせをしてくる人もいっぱいいます。

餓死で死んでしまう人もいます。

まさにこの世の中は、地獄のような苦しみを味わわなければならないような世界でもあります。

ガンという病気で苦しんだり、

両親から暴力を振るわれたり、

仕事がなく極貧の生活を強いられたり、

この世の中には、天国も地獄もあります。

苦しみから逃れて、来世を天国で暮らすにはどうしたら良いのか?

または、今すぐに天国のような暮らしがしたい場合は?

やはり、魂の成長しか方法はないのです。

成長することで魂は救われるのです。

本当に「今さえ楽しければ」幸せなのか?

好きなことだけをして生きられれば、人は悩まない

虫を一匹殺しただけで、地獄に落ちるというのが本当であれば、この世は恐ろしい世界ですね。

しかし、虫に生まれてきて、人間に殺されたとしても、それはそれで自然の摂理に則ったことになります。

どういう事かというと、この宇宙には「因果応報」という自然の摂理があります。(因果応報に興味のある人は『悪い事が続くとトンネルは抜けられる 因果応報の全て』を参照して下さい。)

カルマという言葉を聞いたことがあるでしょう。

人間に殺されてしまった虫は、その時点でカルマを消化したことになるので、次の生まれ変わりはもっと良い世界に行くことができるようになっています。

また、虫を殺してしまった人間は、正当防衛的な側面もあるので、そこで一気に運が悪くなることはありません。

ただ、意味もなく殺生を続けると、確実に運が悪くなるのは想像できることでしょう。

命あるものは、全て大切にするという気持ちで生きていれば、自ずと運も開けてくるものです。

「今世さえ、楽しく生きられればいい!」

と考えている人は多いかもしれません。

人生は一度きりなのだから、悔いのないようにやりたい事をやって生きる。

というのも一つの生き方です。

しかし、よく考えてみて下さい。

「やりたい事だけをして生きる」ことができないからこそ、多くの人は悩んでいるのではないでしょうか。

好きなことだけをして生きられれば、こんなに楽なことはありません。

でも、実際には、好きなことだけをして生きられるのは、本当にごくごく僅かな人達だけです。

生まれてくる環境は選べない

仕事もせずに遊んで暮らしたい!

と思っている人も多いです。

人間として生まれきた以上、「欲」があるのは当然です。

ですから、願望や夢があるのは自然なことです。

もし、「欲」を否定するのであれば、最初から「欲」のない状態で生まれてくるように、あらかじめ人間の脳に組み込んでおけばいいだけの話です。

しかし、実際には、欲がいっぱいある人は、周りにゴロゴロいますね。

あなたは、この世(地球上)に勝手に放り込まれましたね。

あなたには、前世の記憶が全くないので、生まれる前はどんな状況だったのかは、知るすべもありません。

ただ一つ言えることは、

「生まれる環境は選べなかった」

ということです。

虫に生まれようが動物に生まれようが人間に生まれようが、

「どこに生まれるか」

という事は選べないということです。

サイコロでも振って、生まれる環境が決まるのか?

くじ引きで容姿が決まるのか?

ジャンケンポンで性別が決まるのか?

もしジャンケンで性別が決まるのであれば、あの世で肉体のないあなたは、どうやってジャンケンができるのか不思議ですね。

魂同士がジャンケンをするのか?

それとも神様とジャンケンで勝ったら、好きな環境を選べるのか?

前世は謎だらけですね。

「今世だけ楽しく生きられればいい!」と思っていても、来世はまた別の世界に突然放り込まれる可能性が高いのです。

実際、今のあなたは、突然何の理由もなく、現在の環境に放り込まれたわけです。

ここに輪廻転生の秘密や謎が隠されているのではないでしょうか。

楽をして幸せになってもいいんだよ!(アドバイス東京)

人は希望を持つだけでも運が良くなる

リベンジの道は用意されている

人間というのは、だまっていてもいつの間にか寿命がきて、死んでしまいます。

これは誰も逃れられません。

どんなに頭のいい人でも、

どんなに運のいい人でも、

どんなに健康な人でも、

避けることのできない現実です。

死ぬために生まれてきたといっても過言ではありません。

死ぬ前提で生まれてきたのですから、これほど残酷な話もないかもしれません。

ただ、ほとんどの人は、死というのが数十年後の事なので、現実味を持って考えることができません。

人生をもう一回やり直したい!

という人は多いです。

何かの理由で、学校を中退してしまった。

ケンカをして離婚してしまった。

人を傷つけて後悔している。

色々な理由で、人生をやり直したいと思っている人は多いですね。

そんな時、「生まれ変わり」があることを知れば、その人は希望を持つことができますね。

「来世では何が何でも頑張るぞ」

「来世では絶対に親孝行するぞ」

「来世は有名大学に入るぞ」

そう、リベンジの道は用意されているのです。

人生の後半に差し掛かった人達にとっては、この「輪廻転生」というのは、とてもありがたいシステムとなります。

人間は、希望を持つだけでも、運が良くなっていくものです。

ですから、この記事を読んで希望を持つことができたあなたは、今までよりも運が良くなっているはずです。

何故なら、今までよりも気持ちが明るくなったからです。

一ミリでも前に進めば神様は応援してくれる

悔いの残る人生。

20年前に戻って人生をやり直したい。

人生って、なかなかやり直しがきかないですね。

もちろん、年齢がいくつになろうとも、再起は可能です。

「起業せず、公務員のままの方が良かった」

「あの時、離婚しておけば良かった」

人生というのは、本当に後悔の連続かもしれません。

でも、来世に限らず、今からでも、人生のリベンジは可能です。

年齢的にあきらめてしまっている人もいるでしょう、

若い頃のような行動力がない人もいるでしょう、

負け癖がついてしまっている人もいるでしょう、

しかし、「輪廻転生」というのは、

今のあなたの延長線上にある

という事です。

あなたが、今の人生に嘆き悲しんでいるのであれば、来世でも同じように「嘆き悲しむ人生」になる可能性が高いです。

「もうあきらめた」

と言っている人の所には、運はきません。

それどころか、「人生をあきらめてしまいたくなるような環境」を与えられてしまうかもしれません。

いわゆる、地獄に近い苦しみを味わい、未来も希望もなく、人生をあきらめてしまうかもしれません。

希望を持ち、一ミリでも前に進もうと努力する人を神様は応援します。

前にも言いましたね、

「魂は成長することを無上の喜びとしている」と。

そうです、例え一ミリでも前に進めばいいのです。

ただ、精いっぱい生きるだけでいい

昨日できなかった事が、今日できるようになる

「輪廻転生」

今精一杯生きる人を神様は応援してくれます。

確かに、あなたは

ドンくさいかもしれません。

世渡りが下手かもしれません、

運が悪い人かもしれません、

周りの人から嫌われているかもしれません、

でも、精いっぱい生きて、一ミリでも前に進もうとする人には、必ず来世では一つ上のステージが用意されています。

オギャーと生まれた瞬間から、あなたは生きることを義務付けられているのです。

寿命が来るまで、精いっぱい生きればいいのです。

会社の中で、苦手な人に挨拶ができるようになっただけでも、それはあなたにとって一つの大きな成長です。

部屋の中が汚い人にとっては、部屋のゴミを一つ片づけるだけでも、それはあなたにとって大きな成長となります。

また、電車でお年寄りの方に席を譲ったりするのも、一つの大きな成長です。

昨日できなかった事が、今日できるようになった。

それがあなたにとっての成長です。

人と比べる必要はないのです。

昨日よりも、一つ前に進むだけでいいのです。

その繰り返しが、10年後20年後のあなたの人生を有意義なものに持っていくことができるのです。

ひいては、来世の人生でも、今よりも恵まれた人生を送ることができるようになります。

魂に寿命はあるのか?

一歩前進する。

という事は、前向きに生きていることを意味しています。

人生をあきらめる事は簡単です。

夢をあきらめ、

願望をあきらめ、

出世をあきらめ、

結婚をあきらめ、

マイホームをあきらめ、

友達を作るのをあきらめ、

そして、人生をあきらめ。

もし、人生をあきらめて、それっきり後がない人生であれば、意外とスッキリした気持ちになるかもしれません。

しかし、また同じような人生が待っているとしたら?

そんな事になったら、恐ろしいですね。

死んだあと、無になれるのだったら、どんなに楽なことか・・・。

そう思っている人も多いかもしれません。

完全に無の状態。

感じることも、見ることも、存在することもできない世界。

たぶん、そういった世界もあることでしょう。

人間に寿命があるように、地球にも寿命があります。

そして、宇宙にも寿命があります。

そして、全知全能の神ですら、寿命があります。

ですから、魂にも寿命があるという可能性は高いです。

無になれるのか?

それとも、もう一度生き返るのか?

たぶん、これについては永遠のテーマになるのかもしれませんが、「ゼロの法則」では仏教と同じように、「輪廻転生」を説いています。

昨日よりも今日、

今日よりも明日。

という具合に、一日一日、成長することの楽しみを見いだしてほしいと思います。

最後までお読み頂き、有難うございます。

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      2021/10/14

 - スピリチュアル