どん底から這い上がる方法

人生のどん底とは?

本当に今が人生のどん底なのか?

人生のどん底

あなたも、一度や二度、

「もうどうにもならない状態」

「もう死んでしまいたい」

「何をやっても裏目に出る」

そういった経験をしたことがあるのではないでしょうか。

人生のどん底に陥ったら、どうやって這い上がればいいのでしょうか。

人によっては、

お金持ちから貧乏になって、「人生のどん底」と感じる人もいるでしょうし、

受験に失敗して、「人生のどん底」と感じる人もいるでしょうし、

職場や学校でいじめられ続けて、「人生のどん底」と感じる人もいるでしょうし、

大好きな人と失恋して、「人生のどん底」と感じる人もいるでしょうし、

仕事で大きなミスをして、「人生のどん底」と感じる人もいるでしょうし、

人によって、「人生のどん底」というのは、色々ですね。

よく聞く言葉にこんなものがあります。

「どん底を経験したら、後は上がるだけ」というものです。

でも、本当にそうでしょうか。

実際には、どん底の下には、もっと深いどん底が「あ~んぐりと口を開いて」待ち受けています。

ですから、今どん底だと思っていても、もっともっと苦しい世界というのは、実存しているわけです。

例えば、リストラにあって、「人生のどん底」だと思っていたら、

その後、妻と離婚して、ひとりぼっちになり「人生のどん底」だと思ったとします。

しかし、その後、仕事がなかなか見つからず、ホームレスになり「人生のどん底」だと思ったとします。

しかし、その後、癌になり、今度こそ本当の「人生のどん底」だと思ったとします。

あなたの今も、「人生のどん底」と決めつけるには、まだ早いかもしれませんよ。

ワクワクできる願望を思い描く

「人生のどん底」というのは、後になってみないとわからないものです。

今がどん底だと思っていても、

その後、リストラに遭ったり、病気になったり、事故を起こしたり、家に泥棒が入ったり、いじめに遭ったり、恋人と別れたり、家族が亡くなったり・・・。

本当に、人生は色んなことが起こります。

ですから、「どん底を経験したら、後は上がるだけ」というのは、どん底に苦しんでいる人に対して、希望を持たせる言葉なのです。

しかし、希望を持つことで、気持ちが明るくなり、積極的に行動できるようになれば、その言葉は効果抜群です。

人は、気持ちの持ちようによって、明るくもなったり暗くもなったりするものです。

ですから、

今の状況を「どん底」と捉えて、マイナス感情になるよりも、希望を持ってプラスの感情になる事が大切なのです。

希望を持つと、やる気が出てきますね。

そして、行動する力が湧いてきます。

ただし、希望を持つだけでは、長い間モチベーションを保つことはできません。

モチベーションを保つには、やはり「願望」を持つことが一番です。

しかも、強烈にワクワクできるような「願望」の方がいいです。

仮に、その願望が叶えられそうになくても、ワクワクできるものがあるだけでも、人の心は強烈に突き動かされるものです。

「将来、社長になってお金持ちになりたい」

「将来、小説家としてデビューしたい」

「お金持ちになって、世界一周したい」

「理想の人と結婚したい」

何でもいいので、ワクワクする願望を思い描くことです。

どんなにいい車に乗ったとしても、燃料がないと、走ることができません。

それと同じで、あなたにも願望という燃料がないと、前に進むことができないのです。

人生のどん底は、人生最大のチャンスでもある

人生を変えるには、きっかけが必要

「人生のどん底」って、最悪だと、あなたは思っているかもしれませんね。

しかし、よく考えてみて下さい。

「人生のどん底」っていうのは、本当は大きなチャンスなのです。

そうです、チャンスなのです。

よくピンチはチャンスという言葉を耳にしますね。

でも、その意味を深く考えた人はいないのではないでしょうか。

どうして、「人生のどん底」がチャンスだと言えるのでしょうか?

理由は、「あなたが変わるチャンス」だからです。

そもそも人生が大きく変わりだすには、何らかのきっかけが必要です。

そのきっかけがなくて、多くの人は、人生を変えることができないのです。

しかし、あなたには、きっかけができたのです。

そう、「人生のどん底」というきっかけが与えられたのです。

ですから、あなたは本当は運がいいのです。

いいですか、人生というのは、考え方次第でいくらでも変わることができるのです。

「人生のどん底」を、ただの「どん底」だと思えば、いつまで経ってもあなたの人生は、どん底を這うことでしょう。

しかし、あなたは「人生のどん底」を味わいました。

どんな感情になりましたか?

とっても悔しい気持ちになりましたか?

とっても悲しい気持ちになりましたか?

とっても苦しい気持ちになりましたか?

とっても惨めな気持ちになりましたか?

それでいいんです。

その気持ちがあるからこそ、あなたは変われるのです。

マイナス時に思い描いた願望は叶いやすい

人生のどん底。

あなたは今、悲嘆にくれて落ち込んでいるかもしれません。

もし、今の状況から這い上がりたいと思っているのであれば、あなたのやる事はただ一つです。

「なりたい自分をイメージ」することです。

「ゼロの法則」では、あまりイメージングを勧めていません。(ゼロの法則について知りたい方は、『運が悪い原因を解明!意識的に運を発生させる「ゼロの法則」とは』を参照して下さい。)

しかし、イメージングも時と場合によりけりです。

イメージングが苦手な人は、イメージングをしなくても、大丈夫です。

将来のなりたい自分について考えるだけでもOKです。

将来のなりたい自分を想像して、思いっきりワクワクすればいいのです。

それを、あなたは現実逃避と思うかもしれませんね。

しかし、現実逃避どころか、とんでもない効果があるのです。

実は、願望実現というのは、

「マイナスの時に思い描いた願望はとんでもない確率で叶う」

のです。

普通は、嫌なことがあったり、苦しんでいる時というのは、目の前のことで精一杯になりますね。

とてもじゃないけど、先のことまで考える余裕などないですね。

でも、マイナスの状況の時に、ワクワクして思い描いた事というのは、本当に高確率で叶うようになっています。

だからこそ、あなたは運がいいのです。

どん底にいるということを認識できればいいのです。

そして、マイナス感情にどっぷり浸かった後は、今度はプラスの感情にどっぷりと浸かればいいのです。

気持ちがハイになるくらい、ワクワクすればいいのです。

通常時は、我欲を満たすようなイメージングはお勧めできません。

理由は、我欲を刺激過ぎると、それは煩悩になるので、マイナス感情と変わらなくなるからです。

潜在意識に願望を強くインプットする方法

願望は夜空というマイナスの中で一番輝く

「マイナス時に思い描いた願望は叶いやすい」

というのは、本当でしょうか。

もしそれが本当なら、

マイナスの状況や

苦しい時や

辛い時や

悲しい時や

死んでしまいたい時

といのうは、絶好のチャンスということになりますね。

どうして、願望というのは、「マイナスの時」に思い描いた方が叶いやすいのでしょうか。

ぜひとも、その秘密を知りたいですよね。

その秘密はとっても簡単です。

マイナスの時の方が、あなたの願望を潜在意識がハッキリ認識してくれるからです。

これは一種のトリックみたいなものですが、

どういう事かと言うと、物事というのは、対極のものを組み合わせるのが一番効果的だからです。

例えば、花火(プラス)をハッキリと綺麗に見せたい場合はどうしたら良いですか?

夜空(マイナス)に花火(プラス)を打ち上げるのが効果的ですね。

昼の空に花火を打ち上げても、誰も感動してくれません。

感動してくれないどころか、花火は見えないのですから、昼間に打ち上げる花火は無駄以外の何物でもありません。

(プラス)ではなく、夜(マイナス)が効果的なんですね。

あなたの願望も同じことです。

あなたの願望が光り輝くには、夜空が一番適しているのです。

夜空にあなたの願望を打ち上げることができれば、潜在意識もあなたの願望をハッキリと認識してくれるのです。

こんな話、初めて聞いた人は驚きですね。

どん底時には、不可能な願望を思い描いてもいい

普通、願望というのは、イメージングなどの手法によって、「さも叶っているかのように」見せかけることが大事だと説いていることが多いですね。

しかも、それはマイナス時プラス時に関係なく、「いつでも」というスタンスです。

しかし、「ゼロの法則」では、イメージングをするタイミングをハッキリと分けています。

感情が揺れ動くワクワクするようなイメージングというのは、

マイナス感情の後にやるのが鉄則です。

逆にプラス感情の後には、絶対にやってはいけないのです。

ですから、あなたに願望や夢があるのであれば、思いっきり「願望が叶っているかのようにワクワク」すればいいのです。

しかも、気分が浮かれすぎるくらいワクワクしても大丈夫です。

ただし、平常時(マイナス感情以外)には、やらない方がいいのです。

だからこそ、どん底というのは、イメージングをする絶好のチャンスなのです。

しかも、その願望が叶う確率が高いとくれば、これはもうやらない手はありませんね。

どん底というのは、人生で何度も経験することではありません。

人生で一回しか経験のない人もいれば、どん底自体経験したことがない人もいるかもしれません。

ですから、どん底を経験するというのは、ある意味奇跡的とも言えるのです。

普通の感覚からすると、良い事が起こったら「ラッキー」と考えますね。

どん底に対する考え方次第で、あなたの人生は飛躍することもできますし、さらにどん底に落ちることもあるのです。

ドーパミンが大量に湧き出るくらい、ワクワクする願望を思い描いてもいいのです。

正直、不可能とも思えるような願望を思い描いても大丈夫です。

もし、その不可能とも思えるような願望が叶うとしたら?

ちょっと、ワクワクしてきましたか?

そもそも、あなたは不可能とも思えるような願望や夢を思い浮かべたことはありますか?

きっと、最初から無理だと決めつけていませんか?

願望というのは、「無理」と思ったら叶わないですし、「絶対叶う」って思ったら叶うようになっているのです。

「ゼロの法則」は机上の空論ではない

どん底を経験すれば、本だって出版できる

「不可能とも思えるような願望が叶う」

もし、そんな事が可能なら、ぜひとも「どん底」っていうものを経験したくなってきたのではないでしょうか。

または、今どん底にいる人にとっては、とても勇気が出てくる言葉かもしれせん。

しかし、これは机上の空論ではありません。

本当に、誰もがその理論を体験することができます。

例えば、私は30代半ばに新聞配達を3年半ほどしていました。

新聞配達をする前は、サラ金から借金があり、さらに無職で、椎間板ヘルニアという腰痛持ちでした。

高校はわずか1年で中退してしまい、その後は色んな仕事を転々としていました。

そんな私ですが、新聞配達を3年半ほどで辞めてしまいました。

理由は、「ゼロの法則」を知ったので、「何をやっても生活できる」という自信が出てきたからです。

ところが、仕事を辞めた後に、株で大損することになります。

信用取引に手を出してしまい、損失が10万、50万、100万、200万、300万・・・とどんどん拡大していきました。

結局、夜も眠れず不安だったので、300万の損失で取引を終えました。

「あ~、ツイてないな!!」と思いました。

将来に大きく不安を感じ、どん底の気分を味わいました。

しかし、そんな時に、私の経歴では絶対に不可能だろうと思われる「本の出版」という願望を思い描きました。

パチンコばかりして人生を無為に過ごしてきた私みたいな経歴の男が、「本の出版」などという雲の上の存在に行ける理由など、どこにもありません。

そう、誰が考えても、「本の出版」なんて不可能なことなのです。

しかし、私が思い描いた「本の出版」は、叶ってしまったのです。

理由は簡単です。

「どん底時に、ワクワクする願望を思い描いた」からです。

運を呼び込む田村式投資法

四六時中、願望を思い描くのは良くありませんが、どん底にいる時は大いに願望を思い描くべきです。

私のように好き勝手に生きてきた人間でも、本を出版することができてしまうのですから、やってみて損はないと思います。

ちなみに初めて出させて頂いた本が『30勝1敗。運を呼び込む田村式投資法』です。

株式投資の本です。

もちろん、憧れの印税というものも、初めて手にしました。

自費出版ではありませんし、電子書籍でもありません。

人生というのは、何もない状況から何かを生み出すことは、とてつもないエネルギーを必要とします。

0→1

ゼロからイチに持っていくだけでも、とても大変なことです。

ですが、一旦何かを作り出してしまえば、後は意外と楽なんです。

例えば、

1→2

2→5

5→10

既に何かを作り出した後というのは、ゼロからイチに持っていくよりも、大きな努力は必要ありません。

実際、その後に『寝る前3分のトイレ掃除を続けなさい。9割の人がお金持に変わる』などの本を、株の本以来5年振りに出させて頂きましたが、最初の頃のようなエネルギーを使うようなことはしませんでした。

どん底にいる時は、何かを生み出す絶好のチャンスでもあるのです。

今までのやり方を変え、

今までの概念を覆し、

今までの考え方を改めて、

人間というのは、通常時には変化を嫌いますが、絶体絶命の危機に直面すると、変化することができるのです。

思考の力は偉大である

思い込むことは、願望実現することに等しい

確信する。

あなたは今まで、自分の願望が叶うと、確信したことがあるでしょうか。

もし、あなたが、「この願望は絶対に叶う」と思う事ができれば、その願望はかなりの高確率で叶うことでしょう。

思考の力は偉大です。

その偉大な力に興味を持っていたとしても、心の底から「思考の力」を信じている人は少ないことかもしれません。

確信するって、難しいことですね。

特に、成功体験の少ない人にとっては、とてもハードルの高いことかもしれません。

私が株で大損して、どん底にいた時、「本を出版できる!!」と強く思いました。

強く思ったというよりは、「本を出版できるんだな」という確信のレベルにまで到達しました。

どうして、確信することができたのか?

何のキャリアもない私が、「本を出版できる」と強く信じることができたのは、対価を支払ったという思いがあるからです。

例えば、あるスポーツ選手が、朝から晩まで練習していたとします。

人の何倍も練習をしていれば、上達もすることでしょうし、自信にも繋がります。

「これだけ練習したのだから、絶対に勝つに決まっている!!」と思い込むことができるのは、やはり対価(練習)を支払っているからこそです。

練習もサボり気味の人は、「絶対に勝てる!」とは確信できないものです。

自分が努力してきたことは、嘘をつきません。

必ず何らかの形で、効果が出てくるものです。

そして、私の場合も同じです。

「これだけ株で損をしたのだから、とんでもない事が起こっても不思議ではない!!」って思ったのです。

思い込むのは、自由です。

将来を悲嘆するか希望を持つかによって人生はまるっきり違ってくる

どんな願望を思い込んでも、それはその人の自由です。

その願望が、不可能な事であろうと、とんでもなく難しいことであろうと、「絶対に叶う」って思う事は、自由です。

よく宝くじを買う人は、買った後のことを想像しますね。

例えば、1億円当たったら、

車を買って、

海外旅行に行って、

好きなものをいっぱい食べて、

家を買って、

電化製品を買い替えて、

・・・と色々と想像が膨らむものです。

しかし、そんな事を想像しても、当たることはほとんどありません。

そういったワクワクするような想像は、どん底の時にイメージすると、とても高確率で叶いやすくなります。

例えば、

家に泥棒が入った後

ボーナスが全額カットされた後

リストラされた後、

株で大損した後、

財布を失くした後、

そういった時には、思う存分、「宝くじが当たる」ところをイメージしても、全然問題はないのです。

それどころか、そのイメージは、とても叶いやすくなります。

どん底の時や、不運が重なった時や、落ち込んでいる時というのは、誰しもマイナス感情に浸ります。

どん底の時に、プラスの感情に浸る人は、ほとんどいませんね。

しかし、これがとんでもない効果が発揮されるのです。

だまされたと思って、一度試してみるといいです。

どん底時に、悲嘆に暮れて将来を悲観する人と、

どん底時に、ワクワクして将来に希望を持つ人と、

決定的な人生の分かれ道となります。

最後までお読み頂き、有難うございます。

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      2021/10/14

 - ゼロの法則