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疲れた時に癒される物語 悩みは天からの贈り物5

17.周りから惜しまれる者になるといい 最終回

バランチュ-『あれは何だろう?あっ!僕のポーチだ!どうして僕のポーチがここにあるんだろう?きっと、マイケロに悪さした猫が捨てたんだろう。』

・・・・・

バランチュ-『あっ、薬が入ってる!!!しかも、割れてない!早く届けなきゃ!』

・・・・・

バランチュ-『じゃ~ん!!!薬を持ってきたよ!』

マイケロ-『あっ、バランチュ~(ウッ、涙ぐむ)。』

ヘビの奥さん-『あっ、薬を持ってきたのね!!ヘビ夫が聞いたら、喜ぶわ!』

バランチュ-『どうやら間に合ったようだね。ギリギリセーフ~。』

マイケロ-『(でも、どうして薬を持ってるの?凄い不思議なんだけど・・・。僕の気持ちが通じたのかな・・・。)』

バランチュ-『早く、子供に薬を飲ませてあげて。』

ヘビの奥さん-『そっ、そうね!』

ヘビの子供-『うっ・・・苦しい~。』

ヘビの奥さん-『ヘビ夫ちゃん、もう大丈夫よ。薬が届いたのよ!』

ヘビの子供-『えっ、本当?』

ヘビの奥さん-『本当よ、だからもう大丈夫よ、ほら飲んでみて・・・。』

ヘビの子供-『うん、ゴクッ・・・。』

バランチュ-『・・・。』

マイケロ-『・・・。』

ヘビの奥さん-『・・・。』

ヘビの子供-『ふっー。気分が良くなってきたみたい!』

・・・・・

ヘビの奥さん-『あっ、ベッドから起き上がったわ!凄いわ!生まれて初めて、自分の力で立ったわ!(うっ、うっ)』

ヘビの子供-『ママ、ありがとう!僕、凄く嬉しいよ・・・。だって、ママはいつも優しい言葉をかけてくれるし・・・。それに、ネズミさんとカエルさんが僕の為に薬を持ってきてくれるなんて・・・。』

ヘビの奥さん-『そうね、ネズミさんカエルさん、本当にありがとう。お礼をしないとね・・・、何か欲しいモノある?』

バランチュ-『別に何もいらないよ。何かが欲しくて、薬を持ってきたわけでじゃないからね。ただ、ヘビさんの子供の喜ぶ顔が見たかっただけだから。』

マイケロ-『(おっ~、カッコいいセリフだな~)。僕も同じだよー。』

ヘビの奥さん-『二人とも、優しいのね。』

バランチュ-『それじゃあ、僕達は帰るね。』

ヘビの子供-『え~、もう帰っちゃうのー。もっと、ゆっくりしていけばいいのに。』

バランチュ-『うん、そうだね。また今度遊びに来るよ。』

マイケロ-『今度は、外でキャッチボールしような!』

ヘビの子供-『うん、楽しみにして待ってる!』

・・・・・

仙人-『どうやら、ヘビの子供は助かったようじゃの。』

バランチュ-『うん。』

マイケロ-『ヘビの奥さんも子供も、喜んでくれて良かったケロ!』

郵便屋さん-『二人とも、よく頑張ったよ!』

バランチュ-『ありがとう、郵便屋さん。』

マイケロ-『郵便屋さん、日に焼けてちょっとカッコよくなったケロ。』

郵便屋さん-『今なんて言ったんだい?もう少し大きな声で話してくれるかな。』

マイケロ-『(こんな目の前で話しているのに、聞こえないわけないでしょ。ったく!)郵便屋さん、日に焼けてちょっとカッコよくなったケロ。』

郵便屋さん-『ふふふ、カエル君はとてもいい奴だ。もし君が人間社会で生きていたら、間違いなく出世街道まっしぐらだね。』

バランチュ-『ところで、何で日に焼けてるの?』

郵便屋さん-『空からパラシュートで飛び降りる練習を何十回もしたからね。』

バランチュ-『ふ~ん、そうだっんだ~。』

仙人-『ところで、これからどうするのじゃ。』

バランチュ-『そういえば赤仙人さんに、まだやる事が残ってるじゃろ・・・、って言われたんだけど、さっぱり意味がわからないよ。』

仙人-『赤仙人?』

バランチュ-『うん、顔が赤いから赤仙人って呼ばれてるんだって。それとね、青仙人っていうおじいちゃんにも会ったよ。』

仙人-『二人とも、まだ生きておったか。』

バランチュ-『え、知り合いなの?』

仙人-『二人とも、わしの息子じゃよ。』

バランチュ-『でも、仙人さんより老けていたような気もするけど・・・。』

仙人-『あいつらは、まだまだ修行が足りんのじゃよ。そして生活が乱れておるから老けるのも早いのじゃ。兄は酒飲み、弟は病気持ち。』

バランチュ-『ふ~ん・・・。仙人さんでも、生活が乱れてる人もいるんだね。でも、生活が乱れてても、長生きできるんだからいいよな。僕なんか、あと2日しか生きられないっていうのに・・・。』

仙人-『ケーキも食べて、ラーメンも食べて、もう思い残すことはないだろう。それにヘビの子供に薬も届けることができたのだからな。幸せ者じゃよ。』

バランチュ-『そう言われてみれば、幸せ者かもしれないな。』

仙人-『一つだけいい事を教えてあげよう。例え死んだとしても、また生まれ変わってくるという輪廻転生というのがある。だから心配しなくてもよろしい。ただ・・・。』

バランチュ-『ただ・・・?』

仙人-『あの世の幸せは、今の生き方で決まってくるのじゃ。』

バランチュ-『じゃあ、あの世に行ったら、もっともっと長く生きられるのかな?』

仙人-『あぁ、生きられるとも。その為には、死を惜しまれるような人物にならなくてはいけない。おまえの死を、悲しんでくれる者はいるか?』

バランチュ-『ん~、マイケロでしょ。それに・・・、それに・・・、ん~他には誰もいないや!』

郵便屋さん-『僕も悲しんであげるよ。ネズミ君には、勇気をもらったらかね。』

仙人-『悲しんでくれる者がたくさんいればいるほど、あの世で幸せになることができる。』

マイケロ-『それって、もしかして先に死んだ方が得ってことかも。だって、バランチュの後に僕が死んでも、バランチュが悲しんでくれるわけではないし。』

仙人-『そうじゃない・・・。人の死を悲しんであげられる気持ちがある者も、あの世で幸せになることができる。』

マイケロ-『ふ~ん・・・。』

仙人-『だから残りの生を、周りの者の為に生きろって事を、赤仙人は言いたかったのだと思うぞ。』

バランチュ-『確かに、お兄さんの為に頑張っているイノシシさんは、とても幸せそうだったな・・・。』

仙人-『よいか、何事も最後が肝心なのじゃ。持っているモノは全て、周りの者に分け与え、何も持たずに死ぬのじゃ。』

バランチュ-『じゃあ、僕のおやつは全部マイケロにあげるよ。』

マイケロ-『ありがとう。僕もそのうちあの世に行くから、フカフカの布団用意して待っててくれるかな?』

バランチュ-『あぁ、フカフカの布団を作って待ってるよ。』

最後までお読み頂き、有難うございます。

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